値上げ後の価格が反映されたGIGABYTE製グラフィックカードが、ミドルレンジ帯でも複数の店舗に並び始めました。GeForce RTX 5060は83,800円、RTX 5070は156,800円と、以前の価格から3割ほど高い水準です。
GeForce RTX 5060が8万円台、RTX 5070が15万円台の世界に
GIGABYTE製グラフィックカードを巡っては、国内代理店のCFD販売が8月1日受注分から卸価格を1.2〜1.4倍へ改定しています。値上げの背景にはメモリ価格の高騰があり、NVIDIAはGPUキットの供給価格へVRAM 2GBあたり約19ドルを上乗せする措置を2026年第3四半期から適用するとされています。そのコスト増が、国内の卸価格にも反映され始めています。


この改定を反映した価格はすでに店頭へ出ており、TSUKUMOやアークなどでは、GIGABYTE「GeForce RTX 5060 WINDFORCE MAX OC 8G」が83,800円、「GeForce RTX 5070 EAGLE OC SFF 12G」が156,800円で販売されています。


GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC | TSUKUMO
GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC | TSUKUMO
一方で、TSUKUMOではMSI製RTX 5060が64,800円、RTX 5070が114,800円となっており、現時点では値上げ前の水準でRTX 5060やRTX 5070を購入できる状況です。
GIGABYTE以外でも値上げの兆候
上述のとおり、GIGABYTE以外の製品ではMSIなどがまだ値上げしていません。しかし、これはAIB各社や販売代理店がまだ値上げを反映していないか、値上げ前の在庫が販売されているだけの可能性があります。

実際に、ZOTAC製品ではRTX 5060 Ti 16GBが157,800円、RTX 5070が174,800円となり、数日前の水準から40%近い値上がりを記録しています。現時点で安価なグラフィックカードについても、販売価格が引き上げられるのは時間の問題といえます。
そのため、現在店頭に残る6万円台のRTX 5060や、12万円を切るRTX 5070は、旧価格で仕入れられた最後の在庫である可能性が高いと考えられます。これらの在庫が尽きた時点で、RTX 5060などミドルレンジを8万円以下、RTX 5070などアッパーミドルレンジを15万円以下でそろえることは困難になるとみられます。
グラフィックカードの買い替えなどを考えている場合は、早めに購入した方がよさそうです。

GAZLOG


