グラボ価格がさらに上がる可能性。TSMCがAMD・NVIDIA向けGPUを年内10%値上げへ

グラボ価格がさらに上がる可能性。TSMCがAMD・NVIDIA向けGPUを年内10%値上げへ

TSMCがAMDとNVIDIA向けGPUの受託製造価格を、年内にも一律10%引き上げると伝えられました。

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TSMCの次回値上げは2027年初の予定。GPU向けは年内適用との情報

TSMCは2027年初から受託製造価格を引き上げる予定で、材料・製造装置・海外新工場建設のコスト上昇を理由に顧客との交渉を7月に終えています。値上げ幅は先進・成熟の両プロセスを対象に基本5〜10%と顧客や製品ごとに異なり、AI・高性能演算向けで当初計画を超える追加発注には10〜15%が上乗せされるとのことです。

この値上げについて、中国の博板堂に投稿された内容によると、TSMCはAMDとNVIDIAに対し、すべてのGPUチップの製造価格を一律10%引き上げる案を新たに提示したとしています。これは原材料の値上がりが理由で、適用は2026年第4四半期中とのことです。

この値上げが7月に明らかになっていた値上げに含まれるのかは明確になっていませんが、当初言われていた2027年より適用時期が早いため、別枠の値上げである可能性があります。

なお、国内のグラフィックカード価格はTSMCの値上げを待たずに上がっており、直近90日ではGeForce RTX 5060 Ti 16GBが42.7%高の133,739円、Radeon RX 9070 XT 16GBが41.4%高の145,511円になっています。この値上がりは、GDDR6/7などメモリ部品の価格上昇が主因となっていますが、今後さらにTSMCによるGPU製造価格の値上げも加わるため、2027年以降もグラフィックカード価格には上昇圧力が続くと見られています。

なお、TSMCの値上げはウェハー投入段階から反映され、そこからダイの供給、カードの製造、代理店への卸を経て店頭に並ぶまでには時間がかかります。そのため、2026年第4四半期(10〜12月)の値上げによる影響が店頭価格で本格化するのは2027年初頭以降になると考えられます。グラフィックカードの購入を考えていて価格上昇を避けたい場合は、遅くとも年内に購入しておいたほうが良さそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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