Appleが最上位モデルを示す"Ultra"を冠した新製品を、この先半年ほどの間に最大3つ投入すると伝えられています。うち折りたたみiPhoneと新型AirPodsは、今年9月に同時に登場する可能性があります。
9月にiPhone UltraとAirPods Ultraが同時投入の見通し
Appleは2022年に発売したApple Watch UltraとMac向けのM1 Ultraチップで初めて"Ultra"の名称を使い始めましたが、今年4月にはこのUltraを単一製品の名前ではなく最上位モデルを示す横断ブランドへ広げる計画が伝えられていました。今回、BloombergのMark Gurman氏やMacworldなど複数の報道によって、その対象となる製品の顔ぶれと投入時期が具体的になっています。
先頭に立つ折りたたみiPhoneは、あくまで仮称ながら「iPhone Ultra」の名で、9月にiPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Maxと同時に投入されると言われています。発表会は9月前半で8日か9日の開催が有力視されており、画面は内側7.7インチ・外側5.3インチ、カメラは背面2基と前面1基、生体認証はFace IDに代わって電源ボタン一体のTouch IDを備えると噂されています。Face IDが外れるのは、折りたたみ機構の内部に顔認証用のセンサー群を収める余地が乏しいためとみられます。
ただ、発表は9月でも発売は先送りされ、初期の出荷量は極めて少ないと予測されており、実際に手へ届くのは発表からしばらく先になりそうです。
AirPods Ultraには赤外線カメラ搭載。目的はSiriに"目"を持たせるため
「AirPods Ultra」と呼ばれる新型AirPodsは、Gurman氏の報道によると実質的にAirPods Proへ小型の赤外線カメラを追加した構成で、カメラの動作中はイヤホン側の小型LEDが点灯して周囲に知らせる仕組みです。発売は年内、早ければ9月にも登場するとされています。
iOS 27では、Visual IntelligenceはカメラアプリのSiriモードを経由して使う仕組みになっており、目の前のものについて尋ねるには毎回iPhoneを取り出して構える必要がありますが、カメラ付きのAirPodsならこの手順そのものが要らなくなり、Gurman氏は台所に並んだ食材を見ながらSiriに献立を尋ねるような使い方を例に挙げています。加えて、7月に配信されたiOS 27の2つ目の開発者向けベータでも、コード内にカメラ付きAirPodsを示唆する記述が見つかったとも言われています。
ただ、このカメラが強化するのはiPhone 15 Pro以降のVisual Intelligenceに対応する必要があるため、それより古いiPhoneを使っている場合はAirPods Ultraへ買い替えても恩恵を受けにくいとみられます。
MacBook Ultraは2027年初頭。5G内蔵の可能性も
3つ目の「MacBook Ultra」は、OLEDとタッチ操作に対応する一方でチップは既存のM5 Pro/M5 Maxを流用することがすでに報じられており、投入も9月ではなく2027年初頭までとのことです。今回の報道では、Apple設計のC2モデムによって5G/LTE通信を内蔵する可能性があるとされています。
9月の発表会にiPhone UltraとAirPods Ultraがそろって並ぶなら、今秋のApple関連の出費はiPhone本体の価格だけでは見積もれません。7月には日本限定でiPhoneやAirPodsが値上げされており、この秋にUltraの2製品をまとめて狙うことを考えているなら、本体に加えてイヤホンまで含めた予算を組んでおく必要があります。


