ソニーの未発表ウォークマンとみられる3機種が、2026年9月4日付で国際的な安全認証に登録されました。国内では7月末までに現行モデルがすべて出荷を終えていますが、後継モデルが近々登場するようです。
ソニーの未発表ウォークマン3機種がIECEE認証に登録
現行のAndroidウォークマンは、上位のNW-WM1AM2とNW-WM1ZM2が2022年3月25日、その下のNW-ZX707とNW-A300シリーズ(NW-A306/NW-A307)が2023年1月27日に発売されたのを最後に、3年以上新型が出ていません。



そんな中、各国が安全試験の結果を相互に認め合う国際認証制度のIECEEに、社内管理用の内部型式YY1303B・YY1304B・YY1305Bの3件が登録されていることを、The Walkman Blogが9月10日に確認しました。発行日は9月4日付とされ、3件とも登録上の製品区分が現行のNW-A300・NW-ZX700シリーズと同じ「Digital Media Player」であるため、未発表のウォークマンとみられています。
このうちYY1303Bは、2025年12月にGeekbenchで見つかった未発表機「NW-ZX900」にあたるとされ、Geekbench上ではAndroid 16、RAM 8GB、GPUにAdreno 810を搭載すると記録されています。現行のNW-ZX707とNW-A300シリーズは現時点でAndroid 14までで、RAMも4GBです。
残る2機種はWM1シリーズの第3世代か。Aシリーズは含まれないとの見方
残るYY1304BとYY1305Bは、最上位のNW-WM1AM2/NW-WM1ZM2の後継にあたるNW-WM1AM3とNW-WM1ZM3だというのがThe Walkman Blogの見方です。根拠は型番の並びで、これまでのウォークマンでは下位のモデルほど若い番号が付き、現行世代でもAシリーズのYY1301BはZXシリーズのYY1302Bより前です。
今回のNW-ZX900はYY1303Bで、その1つ前のYY1302Bはすでに現行のNW-ZX700が使っているため、ZX900より若い番号にAシリーズを入れる空きがありません。残る2つはZX900より後ろの番号になるので、ZXより上位のWM1シリーズと読むのが型番の並びに沿った解釈で、Aシリーズの後継は今回の3機種に含まれない可能性が高いようです。
国内では、ソニーが販路向けに出す出荷完了案内で2026年5月にNW-ZX707とNW-A306、7月にNW-WM1AM2、7月30日にNW-A307とNW-WM1ZM2が順に出荷を終え、現行モデルは全機種が市場在庫のみになっています。そこへ今回の3機種にAシリーズが含まれないという見方が当たれば、後継が出ても最も安いモデルは更新されず、ZXと最上位だけが先に世代交代する可能性があります。
発表は2027年1〜2月になる可能性
発表時期について、現行のA300・ZX700が2022年10月の米FCC登録から2023年1月に、WM1M2が2021年11月末のマレーシアの認証通過から2022年2月に発表された前例があるため、今回の認証後3〜4か月にあたる2027年1〜2月に新型ウォークマンが正式発表されると考えられます。
価格面では、Geekbenchの登録どおりRAMが4GBから8GBへ倍増するなら、2026年時点でメモリ価格が高騰していることもあり、現行モデルより値上がりする可能性は高そうです。ただ、現行モデルはすでに生産を終えているため、新たにウォークマンの購入を考えている場合、今後は値上げが想定される新モデルが中心になる可能性があります。


