値上がりが続くPCパーツですが、10月13日に始まったAmazonのプライム感謝祭でAMDのRyzenやIntel Core i5-14400、Intel Arc B580などの一部CPUやGPUが国内最安値で販売されています。
プライム感謝祭では4年保証のRyzenとArc B580が国内最安値を下回る
PCパーツはメモリが昨年秋から値上がりを続けており、グラフィックカードもメモリ価格の高騰を受けた値上げ後の価格が8月から店頭に並び始め、主要なモデルは夏から3〜4割高くなっています。
そんな中、10月13日の先行セールから19日まで開かれているプライム会員限定のプライム感謝祭では、通常より保証が1年長い4年保証のRyzenに加え、Intel製CPUやGPUのArc B580が国内最安値を下回っています。
| 製品 | プライム感謝祭 | 国内最安値(10月14日時点) | 差額 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9700X(4年保証) | 37,980円 | 43,776円 | 5,796円安い |
| Ryzen 7 9800X3D(4年保証) | 58,800円 | 59,072円 | 272円安い |
| Ryzen 7 5700X(4年保証) | 29,980円 | 31,980円 | 2,000円安い |
| Ryzen 5 5600(4年保証) | 19,800円 | 21,800円 | 2,000円安い |
| Core i5-14400(Amazon限定) | 31,425円 | 34,489円 | 3,064円安い |
| 玄人志向 Intel Arc B580 | 42,728円 | 49,800円 | 7,072円安い |
Ryzen 7 9700Xは4年保証品が37,980円と国内最安値より約5,800円安く、7月のプライムデーの37,580円とほぼ同じ価格になっています。ゲーム向けのRyzen 7 9800X3Dも4年保証版が58,800円と、春から6万円前後で推移してきた国内最安値をわずかに下回っています。
人気の製品はAmazonの在庫がなくなると、セール価格の対象外になるマーケットプレイスの出品に切り替わることがあります。購入前には販売元がAmazonかメーカー・代理店になっているか確認しましょう。
DDR4のまま替えるならRyzen 7 5700XやCore i5-14400
AM5のRyzen 9000シリーズで新しく組むにはDDR5のメモリも必要で、そのDDR5は32GB(16GB×2)の最安値が昨年11月上旬の1.6万円台から10月14日時点で63,500円まで上がり、Ryzen 7 9800X3D本体より高くなっています。
AM4のPCを使っているなら、DDR4のメモリとマザーボードはそのままでCPUだけを替える方が安く済み、Ryzen 7 5700Xが29,980円、クーラーの付くRyzen 5 5600が19,800円と、どちらも国内最安値より2,000円安くなっています。
LGA1700のPCでも、DDR4のマザーボードで使えるCore i5-14400のAmazon限定品が31,425円と国内最安値より約3,100円安くなっています。
Arc B580は4か月で最も安い42,728円
グラフィックカードでは、Arc B580の最安値が8〜9月に5.68万円まで上がり、10月に入っても4.98万円でしたが、プライム感謝祭では玄人志向製が42,728円と、この4か月で最も安くなっています。フルHDのゲーム性能はRTX 5060より2割強低いものの、VRAMはRTX 5060より多い12GBを積んでおり、最安値が73,800円のRTX 5060より3万円ほど安く手に入ります。
年末にかけてもグラボとCPUは値上げが続く見通し
グラフィックカードは、ZOTACなどを展開するPC Partnerが下期はRTX 5060などのエントリー向けがさらに品薄になり、平均販売価格も上がる可能性があるとしているうえ、AMDもGPUとマザーボード用チップセットの供給価格を10〜12月期に約10%引き上げると取引先に通知したとのことです。CPUでもIntelが9月から製品ごとに5〜20%の値上げを進めており、AMDも一部のCPUの値上げを準備していると伝えられています。
そのため、年内にPCの強化などでCPUやグラボを替えるつもりなら、ブラックフライデーまで待っても今回より安くなるとは考えにくく、他店より安いプライム感謝祭のうちに買っておいた方が良さそうです。




