Windows 10に対応するGeForce Game Readyドライバーは、2026年10月公開分が最後になります。11月以降の新ドライバーではWindows 10が対応外となり、新作ゲームへの最適化はOS本体のセキュリティー更新より先に打ち切られます。
Windows 10向けドライバーでの新作タイトル対応は10月で打ち切り。以降はセキュリティー更新のみ
Windows 10は2025年10月14日にMicrosoftの通常サポートを終えましたが、個人向けには拡張セキュリティ更新(ESU)が用意され、その期限は当初の予定から1年延長されて2027年10月12日までとなっており、ESUに登録したPCではOSの重要なセキュリティー更新をこの日まで受けられます。
一方のGeForceドライバーは、NVIDIAが2025年7月31日公開のGeForce Game Ready 580.88リリースノートと公式サポート文書で、Windows 10をGame ReadyとStudioドライバーでフルサポートする期間をMicrosoftのサポート終了から1年後の2026年10月までと定めていました。この期限を決めた時点では個人向けESUも同じ2026年10月で終わる予定で、OSとドライバーのサポート期限はほぼ同時に切れる設計でした。しかし、その後MicrosoftがESUを延長したのに対し、NVIDIAは期限の見直しを発表しておらず、フルサポートの終了時期は2026年10月のままです。
そのため、Windows 10では新作ゲームへの最適化や通常の不具合修正が、OSのセキュリティー更新より1年早く止まることになります。打ち切りの対象はGame Readyとクリエイター向けStudioドライバーの両方で、最終版となる2026年10月公開分を最後に、11月配信の新バージョンからWindows 10は対応外となります。
これ以降、Windows 10向けには四半期ごとのセキュリティー更新へ移行し、重大な不具合修正を含む更新が2029年10月まで提供されます。これはWindows 10の個人向けESU期限の2027年10月、企業向けESU期限の2028年10月のいずれよりも長く、セキュリティー面ではドライバーのほうが長くサポートされます。
2026年10月までフルサポートの対象となるのはTuring以降のGeForceで、GeForce GTX 900/1000シリーズなどの旧世代は2025年10月の最終ドライバーで新作対応をすでに終えており、セキュリティー更新も2028年10月までと1年早く終わります。
なお、Steamハードウェア調査の2026年7月集計では、いまもSteam利用者の23.30%がWindows 10を使い続けており、今回のドライバーのサポート期限は比較的多くのゲーマーに影響することになります。
AMDは最新ドライバーでもWindows 10に対応
AMDは、2026年6月配信のAdrenalin Edition 26.6.2でも対応OSにWindows 10 version 21H2以降を挙げており、その後もWindows 10への対応を継続しています。現時点ではWindows 10のサポート終了時期も公表しておらず、NVIDIAのような明確な期限は設けられていません。
そのため、ドライバーのサポート期限という点では、GeForce環境のほうが先にWindows 11への移行を検討する必要が出てきます。
GeForce環境で今後も新作ゲームを遊び続ける場合、Game Readyドライバーによる最適化を受けられるのは2026年10月までです。Windows 10のESU期限は2027年10月まで残るものの、それ以降に発売されるゲームもプレイするなら、Windows 11への乗り換えを本格的に検討する必要があります。


