Windows 11 HomeでMicrosoftアカウントをクリックだけで回避する裏技が封鎖。発見から約4週間で使用不能に

Windows 11 HomeでMicrosoftアカウントをクリックだけで回避する裏技が封鎖。発見から約4週間で使用不能に

Windows 11 Homeのセットアップで、Microsoftアカウントのサインイン画面にあるリンクを押すだけでローカルアカウントを作れた回避策が、9月に見つかってから約4週間で使えなくなりました。コマンドを使う回避策が塞がれた後にHomeで残っていた手軽な方法でしたが、Microsoftがサーバー側で修正したとみられています。

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Homeで使えた「Learn more」の回避策はサーバー側の修正で終了

Windows 11のセットアップ(OOBE)ではインターネット接続とMicrosoftアカウントへのサインインが求められ、これを避けてローカルアカウントを作るコマンドなどの回避策が使われてきました。Microsoftはこれらの回避策を、重要な設定画面まで飛ばしてしまい、設定が済まないままセットアップを終える恐れがあるとして、2025年10月にInsider向けビルドから削除していました。Windows 11 Proでは社内ネットワークにPCを参加させる「ドメイン参加」を選ぶ経路から今もローカルアカウントを作れますが、Windows 11 Homeにはこの経路がありません。そのHomeでも、サインイン画面に小さく表示される「Learn more」のリンクを押すだけで、コマンドもレジストリの編集もなしに、データの扱いを説明するページからローカルアカウントの作成画面へ進めることを、9月にBob Pony氏が見つけていました。

しかし、この方法については10月9日にMicrosoftがサーバー側の修正を行い、回避策が塞がれたことが報告されています。Windows LatestなどがMicrosoftから入手したWindows 11 26H2のISOで試しても、リンクから開くのはデータの扱いを説明するページだけになり、そのページにある「戻る」ボタンを押すとサインイン画面へ戻されたとのことです。

Microsoftアカウントのサインイン画面は、セットアップ中にMicrosoftのサーバーから読み込まれて動くとされています。そのため、2025年の削除のようにOSの更新を配らなくてもリンクの動きを変えることができ、手元の古いインストールメディアからセットアップしても同じ回避策は使えないとみられます。

Microsoftアカウントの必須化は当面続く見通し

Microsoftアカウントの必須化そのものについては、MicrosoftのScott Hanselman氏が3月に「自分も嫌いで、取り組んでいる」と答えていたものの、同社が7月に品質改善の重点領域へ加えたのは初期セットアップの高速化で、Microsoftアカウントの扱いは含まれていませんでした。Microsoftは見つかった回避策を今回も短期間で塞いでおり、セットアップの見直しを進めても、Microsoftアカウントなしでセットアップを始める公式の選択肢は当面設けないと考えられます。

Windows 11 Homeをローカルアカウントで使いたい場合は、セットアップをMicrosoftアカウントで済ませてから、「設定」>「アカウント」>「ユーザーの情報」にある「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」を選ぶ方法があります。ただ、セットアップの最初からローカルアカウントにしたい場合は、通常の方法では進めず、Windowsのインストール用USBメモリを作る無料ツールのRufusで、Microsoftアカウントの要求を外して作るなどが必要になります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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