Windows 11 26H2は操作の反応が最大20%高速化。8GB PCのメモリ利用も改善

Windows 11 26H2は操作の反応が最大20%高速化。8GB PCのメモリ利用も改善

メモリ使用量の削減を進めてきたWindows 11について、Microsoftは最新版の26H2で操作への反応が最大20%速くなったと明らかにし、8GBのPCで特に効くメモリの使い方の改善も挙げています。

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3月に約束した品質改善の成果を公表。スタートや検索などの反応が最大20%速く

Microsoftは3月にWindows 11の品質を立て直す方針の中でメモリ使用量を2026年中に減らすと表明し、7月末にはこの品質改善を今秋から一般のPCへ広げるとともに、8GB以上のPCのメモリ最適化を年内の重点に加えました。8GBのPCが重点に入ったのは、メモリ価格の高騰で8GB構成のPCが増えたためで、Windows部門トップもメモリのコスト上昇を削減の理由に挙げています。

Microsoftは品質改善の具体的な数字を9月のIFA 2026でも示していませんでしたが、10月15日(米国時間)にWindows 11の新機能を紹介したブログで、26H2は1月の25H2より操作への反応が最大20%速くなったとしています。この20%は、検索、スタート、右クリックメニュー、設定、Snipping Tool、エクスプローラーの応答時間を比べた数字で、計測に使った26H2には9月22日(米国時間)のオプション更新KB5124010も入っています。

8GBのPCはストレージへ移すデータが減り、タブを増やしても重くなりにくく

26H2で反応を速くした取り組みの柱はメモリの使い方の見直しで、8GBのPCで特に効く改善として使用中のデータを遅いストレージへ移さずにメモリへ残せる量が最大2GB増え、アプリやブラウザーのタブを増やしても反応が落ちにくくなるとのことです。

Windowsはメモリが足りなくなると、使用中のデータもSSDなどのストレージへ移し、そのアプリやタブに戻るときに読み戻すため待たされます。8GB版のSurface Laptopでは起動直後にWindows 11だけで4.2GBを使っており、8GBのPCではこの移し替えが起きやすくなっています。

Microsoftはバックグラウンドで使うメモリも26H2で減らしており、8GB以下のPCではウィジェットを開いたときだけ読み込むようにして、アプリなどに回せるメモリを200MB以上増やしたとしています。

26H2の配信は段階的に開始へ

26H2のPCでは、計測に使ったKB5124010の内容が10月13日(米国時間)の月例更新にも含まれていますが、これらの改善が有効になる時期は端末や地域によって異なるとのことです。これは、Microsoftが同じ更新を入れたPCでも対象を段階的に広げながら新しい機能や改善を有効にしているためで、6月から月例更新で配られたLow Latency Profileも、有効になるPCとならないPCに分かれていました。ただ、この機能は過去数か月分の更新内容をまとめた26H2に移行したPCの大半で有効になるとのことです。

Windows 11 26H2はWindows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしたPCのうち、互換性に問題がないことが自動的に確認されたPCから先に配信されています。そのため、8GBのPCを使っているなら、7月末から重点とされてきたメモリの最適化を早く受け取れるよう、この設定をオンにして、10月の月例更新に続いて26H2も早めに入れた方が良さそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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