RTX SparkのCinebenchスコアが登場も性能はApple M3 Maxにも届かず

RTX SparkのCinebenchスコアが登場も性能はApple M3 Maxにも届かず

NVIDIAのArm SoC「RTX Spark」を搭載するSurface Laptop UltraのCinebench 2026スコアが登場しましたが、2023年にAppleが発売したM3 Maxにも届かず、性能は少々低めに収まっているようです。

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Surface Laptop UltraでのCinebench 2026結果が登場

RTX Sparkは、NVIDIAが2026年6月に開催されたComputex 2026でMicrosoftとともに発表したArmベースのSoCで、MediaTekと共同設計した20コアのArm CPUと、Blackwell世代のGPUを1パッケージに統合しています。

搭載機のSurface Laptop Ultraも同時に発表されており、発売は2026年後半と案内されているものの価格は未発表で、リーカー情報では搭載ノートPCの投入は2026年10月、広範な展開は2027年初頭と報じられています。

今回、TechPowerUPの掲示板に、RTX Sparkを搭載するSurface Laptop Ultraの実機でCinebench 2026を実行した結果が掲載され、その大まかなCPU性能が明らかになっています。

初期設定で高性能モードは無効に。最適化不足で性能は伸び悩む

ベンチマークでは、RTX Sparkはシングルコアで540ポイント、マルチコアで5,771ポイントを記録しています。ただ、今回のスコアは、初期設定では無効になっていた高性能モードを有効化した上で計測されたものであるため、デフォルト設定での性能はさらに低くなるとのことです。

現時点の性能は、Appleが2023年に発売したMacBook Pro搭載のM3 Maxとシングルコアでは同等ですが、マルチコアでは20%程度下回っています。20コアを搭載しているにもかかわらず、16コアのM3 Maxにも届かないなど、伸び悩む結果となっています。

ただ、上述の通り、まだ最適化が終わっていないほか、Surface Laptop Ultraの熱設計なども影響している可能性があります。そのため、最大80Wの電力を使える筐体であれば、M3 Maxと同等以上の性能が期待できます。また、RTX Spark搭載機の価値はCPUよりも、デスクトップ向けRTX 5070と同じ6,144コアを備えるBlackwell GPUとAI向けに最適な最大128GBのユニファイドメモリにあります。

CPU性能が目的であれば、現時点で選ぶ理由は乏しく、ローカルAIやGPU性能を重視するのであれば、10月に投入されると報じられている製品版のレビューで実力を確かめてから判断するのが現実的です。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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