Windows 11のプロパティ画面が約30年ぶりに刷新へ。ダークモード対応の新デザインがテスト中

Windows 11のプロパティ画面が約30年ぶりに刷新へ。ダークモード対応の新デザインがテスト中

MicrosoftがWindows 11のファイルやフォルダーの「プロパティ」画面を約30年ぶりに刷新することが、プレビュービルドで明らかになりました。

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Windows 95由来のプロパティ画面が近代化。ダークモードへ対応

現行のプロパティ画面は、Windows 95で初めて出荷された共通コントロールライブラリ「comctl32」製で、見た目は世代ごとに整えられてきたものの、基盤のコードは当時から大きく変わっていません。土台が同じくWindows 95時代のプロパティシートAPIのままであるため、ダークモードや現代的なアクセシビリティ機能には対応できずにいました。

この画面を作り直した新しいプロパティダイアログがプレビュービルド内に存在することを、Microsoftの新ビルドの内容調査しているPhantomOfEarth氏がBluesky上で報告しました。また、この新しいプロパティー画面を実機で確認したWindows Latestによると、基盤コードはWinUI 3製に完全に置き換えられており、Win32時代のコードの混在はなく、現行版では非対応だったダークモードにも切り替わるとのことです。

さらにMicrosoftは、Windows 8世代やWindows 95世代を含むレガシーダイアログをすべて現代版へ置き換え、従来型のプロパティ画面も最終的に完全廃止する方針とされています。このダークモード対応により、黒い画面の中でプロパティを開くたびに白いウィンドウが光る不快が解消されることになり、エクスプローラーを日常的に使う層にとっては数少ない「体感できる」刷新です。

こうした刷新の流れ自体は今回が初めてではなく、2025年8月に判明したダークモード全面対応計画では、コピーダイアログなどから段階的に対応が進んできました。プロパティ画面は残っていた最後の大物の一つで、今回の発見はその仕上げ段階が動き出したことを示すとみられます。

7-Zipなどタブ利用するアプリとの互換性や速度に課題

現行のプロパティ画面には7-Zipやアンチウイルスソフト、Dropboxなどが独自のタブを追加する仕組み(IShellPropSheetExt)がMicrosoft公式に用意されており、各タブは従来型ダイアログの部品として作られてWindowsシェルへ渡されます。しかし、今回一新されたWinUI3へプロパティ画面が置き換えられると従来型のタブを表示する前提が崩れるため、既存のタブを壊さずに新画面へ埋め込む方法が必要になります。しかし、現時点では既存タブとの互換性を維持する方法は明らかになっていません。

速度面でも課題は残っており、先行してWinUI化されたエクスプローラーの右クリックメニューは現在も表示の遅さが批判され、WinUI製の「ホーム」タブは従来型の「PC」より表示が遅い状態です。そのため、新しいプロパティ画面も速度面で課題があるとされています。しかし、MicrosoftはWinUI 3の最適化を計画しており、これらの問題にも取り組む計画でもあるため、速度の問題も近々解決されると見られています。

なお、新しいプロパティ画面が確認されたのはビルド26300.8935ですが、まだ機能自体も隠された状態で実装されていることから正式配信の時期は不明です。ただ、品質改善計画「Windows K2」が2026年後半からの品質・信頼性の改善を掲げており、レガシーUIの刷新もこの流れに沿った大型更新に載る可能性があるため、2026年秋配信予定のWindows 11 26H2で実装される可能性があります。

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2026/09/23 更新
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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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