Windows 11立て直し計画「Windows K2」が始動。品質と信頼性の回復が4本柱に

Windows 11立て直し計画「Windows K2」が始動。品質と信頼性の回復が4本柱に

MicrosoftがWindows 11の品質と信頼性を立て直す社内計画「Windows K2」を進めていることが判明しました。AI機能の過剰な統合や性能・信頼性の問題に対するユーザーの不満を解消し、2026年後半から2027年にかけて成果を反映させる方針です。

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「Windows K2」でWindows 11の信頼回復を目指す

Windows Centralによると、Windows K2は2025年後半に立ち上げられた継続的な取り組みで、性能・作り込み・信頼性の3つを中核に、コミュニティ活動を加えた4つの柱が定められているといいます。Microsoftの開発文化も「機能追加のスピード優先」から「品質基準を満たすまではプレビュー版にも含めない」方針へと転換が進んでおり、Pavan Davuluri氏が3月に表明した品質改善方針の延長線上に位置づけられる動きです。

具体策としてはSteamOSと同等を目指すゲーミング性能の最適化、エクスプローラーの高速化、月1回の再起動で済むWindows Updateの再設計、タスクバーの位置・サイズ変更機能の復活、WinUI 3で再構築され現行比60%高速化されるという新スタートメニュー、スタートメニューからの広告排除などが挙げられています。比較対象としてSteamOSが挙げられている点は、Steam Deckの台頭でWindowsのゲーミングOSとしての優位性が崩れつつある現状をMicrosoft自身が認めた構図ともいえます。一連の改善は今夏以降にプレビュー版で順次反映される見通しで、先日メモ帳やSnipping ToolからCopilotブランドが削除されたのも、このK2の枠組みにおける脱肥大化の一環と見るのが自然です。

なお、Windows K2には明確な完了時期は設定されておらず、新機能を急がず品質を維持し続ける継続的な取り組みとして位置づけられています。ただし、Windows 7時代の「Mojave」やWindows 10での品質改善キャンペーンも当初は同様の方針が掲げられたものの長続きしなかった経緯があり、K2が定着するかは2026年以降のプレビュー版で順次見極める必要がありそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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