Intelは2026年に投入したWildcat Lakeのリフレッシュ版であるWildcat Lake Refreshの投入を2027年に計画しており、現行の6コアに対してP-Coreを2基増やした合計8コア構成へアップグレードされることがリークで明らかになりました。
Wildcat Lake Refreshが8コア構成へ。Pコアが2基から4基に倍増
Wildcat Lakeは、IntelがCore Series 3として展開する低電力モバイル向けチップで、フラッグシップのPanther Lakeを縮小・低コスト化した製品です。CPUとGPUは単一タイルに統合したモノリシック設計を採り、Panther Lakeと同じIntel 18Aプロセスで製造されています。
同製品は2026年に投入されたばかりですが、早くも翌年のWildcat Lake Refreshに関するリークが登場しました。
コア構成は「4+0+4」の8コアに
4+0+4
— Jaykihn (@jaykihn0) June 4, 2026
Intel関連のリークで高い確度を持つリーカーのJaykihn氏によると、Wildcat Lake Refreshのコア構成は「4+0+4」、すなわちP-Core 4基・E-Core 0基・LP-E Core 4基の計8コアになるとされています。現行の上位モデルはP-Core 2基にLP-E-Core 4基を組み合わせた6コア構成のため、増えるのは性能を左右するP-Core側で、高性能コアが倍増する形となります。アーキテクチャーはPanther Lake由来のCougar Cove(P Core)とDarkmont(LP-E Core)を引き続き採用し、内蔵GPUも現行と同じ2基のXe3が維持されます。
現行のWildcat Lakeは、最上位のCore 5 320でもマルチコア性能でApple A18 Pro搭載のMacBook Neoを約27%上回っており、エントリー帯では久々に競争力を持つCPUとなっています。これにP-Coreが倍増すれば、10万円以下の低価格ノートPCやミニPCといった構成でも、現行から一段の性能向上が見込めることになります。
上位はCore 400へ移行、Core 3は据え置き
ブランド面では、Wildcat Lake RefreshはCore Series 4(Core 400)として扱われることがVideocardzが明らかにしています。ただし対象はCore 7/Core 5の上位モデルに限られ、最廉価のCore 3はRefreshの対象外でCore 300のまま据え置かれるとのことです。
このWildcat Lake Refreshで性能が大きく強化される背景には、同じくJaykihn氏が数日前に伝えた6コア版Nova Lakeモバイル版のキャンセルがあります。低価格モバイル枠はNova Lakeの下位モデルではなくWildcat Lake Refreshで埋める判断とみられ、両者の競合を避ける意図があると考えられます。

