Microsoftが、一部のDell製PCで発生していた不具合を修正する緊急更新「KB5121767」の配信を開始しました。
一部Dell製PCで停止されていた7月更新の修正版
7月14日に配信された月例更新KB5101650は、Intelプロセッサーの電力・熱管理を担う「Intel Innovation Platform Framework(Intel IPF)」ドライバーとの競合により、一部のDell製PCで突然のシャットダウンや発熱、バッテリーの異常消費などを引き起こすため、対象PCへの配信が停止されていました。競合の発端は6月のプレビュー更新KB5095093で追加された新機能「Windows USB-C Connection Manager」で、この変更が7月の月例更新へ引き継がれたことで問題が表面化していました。
こうした状況を受けMicrosoftは7月18日(米国時間)、この競合を修正する定例外(OOB)の緊急更新としてKB5121767の配信を開始しました。配信停止が伝えられてから3日程度での対応となり、対象ユーザーが7月のセキュリティ更新を長く待たされる事態は避けられた形です。また、KB5121767は今回の修正に加え、これまでのセキュリティ更新・非セキュリティ更新の内容をすべて含む累積型の更新となっています。
対象はDell製PCが主
Microsoftの説明上、対象は「KB5101650の配信が一時的に止められていたデバイス」のため、7月の月例更新がWindows Updateに現れていなかったIntel搭載のDell製PCが主な対象となり、更新は自動的に行われます。手動で適用したい場合はMicrosoft Update Catalogから手動でダウンロードできます。
なお、このアップデートを不具合の影響を受けていないPCに適用する必要はありません。Dell製PCであっても不具合が発生していない場合は、無理に適用する必要はありません。


