Galaxy S26 Ultraでは購入後にディスプレイ中央が赤く染まる不具合が報告されており、ディスプレイの不具合が懸念されていましたが、どうやらこれはハードウェア不具合や画面の焼き付きではなく、新機能に伴うソフトウェアの色調整不足が原因だったとのことを明らかにしています。
Galaxy S26 Ultraの画面に赤い染み症状、原因はソフト最適化と判明

Galaxy S26 Ultraの画面中央部に赤い染みが生じる症状は、発売から3〜4ヶ月以上使用した端末や店頭展示機を中心に、Redditなどのコミュニティで相次いで報告されていました。特に同端末にはOLEDを使っていることから、当初はディスプレイの特定箇所に恒久的な残像が残る「焼き付き」ではないかとの懸念が広がっていました。
この報告を受けてサムスン電子は展示品などを回収して調査を進めていたのですが、どうやら原因はディスプレイハードウェアではなくソフトウェアの最適化の問題であることを確認したことを韓国メディアのNews1が7月16日付けで伝えています。
そのため、ハードウェア交換のような対応は不要で、色補正のソフトウェアアップデートで解消する見込みです。
原因はプライバシーディスプレイ機能
今回の赤い染みはGalaxy S26 Ultraに初めて搭載された「プライバシーディスプレイ」機能が一因となっていることを明らかにしています。このプライバシーディスプレイ機能はOLEDパネルから従来の偏光板を取り除き、光の透過率や電力効率を高める「LEAD 2.0」を採用しています。
一方で、偏光板を使わないこの構造では、ディスプレイの色合いをソフトウェアで細かく補正する必要があります。サムスン電子関係者によると、最大輝度の状態で強い照明に長時間さらされると色のバランスが変化することがあり、現在の補正設定ではその変化を十分に打ち消せていませんでした。その結果、プライバシーディスプレイに関係する画面中央部と周辺部で色合いに差が生じ、中央が赤い四角形の染みのように見えていたとみられます。
この特性を踏まえると、発売から3〜4ヶ月使用した端末や、長時間にわたり高輝度で稼働する店頭展示機に症状が集中したことにも説明がつきます。発売日の3月11日からサムスン電子の説明が報じられた7月16日までは約4ヶ月で、短期間のレビューや初期不良検査では発見されにくく、使用時間の蓄積によって目立つようになる問題だったと考えられます。
対処法とアップデートの見通し
症状に関係しているプライバシーディスプレイ機能はGalaxy S26 Ultraのみに搭載されており、Galaxy S26とGalaxy S26+には採用されていません。今回報告されている画面中央部の変色も、Ultra固有のディスプレイ構造と色補正に起因するものです。
なお、韓国では7月14日からサービスセンターに来店したユーザーを対象に無償の色補正作業を実施していますが、韓国外のユーザー向けには、同様の補正を適用するソフトウェアアップデートが近く配布される予定ですが、具体的な配信日は明らかにされていません。そのため、症状を解消したい場合はもう少しだけ待つ必要があるようです。


