Pixel 11 Proの一部で、電源を入れた直後に温度の警告が表示されてシャットダウンし、再起動しても同じところで落ちる症状が報告されています。加えて、本体が冷えている状態でも警告が出たり、初期化しても直らない端末もあるようです。
Pixel 11 Proが起動直後に温度警告を出してシャットダウンを繰り返す
Pixel 11 Proは2026年8月20日に日本でも発売されたTensor G6搭載の上位モデルですが、発売直後からRedditやGoogle公式のサポートコミュニティでは、起動時やセットアップ中に温度の警告が出て電源が落ちるという投稿が複数の利用者から上がっています。
実機で症状を検証した報告では、初期設定を2〜3画面進めるたびに画面が暗転してシャットダウンし、再起動を重ねるうちに数秒ごとに落ちるようになったとのことです。入れているアプリを読み込まずに起動するセーフモードでも落ち方は変わらず、更新ファイルをPCから手動で当てるサイドロードで最新アップデートを入れたり、初期化しても復旧しないという報告も出ています。
Tensor G6は負荷をかけた状態ではPixel 10シリーズより早く本体温度が上がることが確認されており、実際に熱くなりやすいチップではあるものの、報告の多くは空調の効いた室内で電源を入れた直後のセットアップ中で、ゲームや動画のように本体が熱くなる操作をする前に発生するなど、オーバーヒートが発生する状況にはありません。そのため、チップ本体の温度を計測する部分や電源管理側の不具合と見られています。
Googleはこの症状をPixel 11の既知の問題として認めておらず、原因も修正時期も公表していません。ただ、Googleは原神の描画が崩れる問題では修正に取り組んでいることを明らかにしており、9月1日には内容を「重大なバグの修正と、デバイスのパフォーマンスおよび安定性の改善」とだけ説明した月例とは別のアップデートもPixel 11シリーズに配信しているため、発売後に見つかった問題を順に直している最中とみられます。ただ、今回の不具合は、この9月の更新を入れても改善しなかったとのことで現在出ている更新で改善する可能性は低いです。
症状が出た場合はGoogleサポートへ連絡。端末交換に応じた例も
現時点で出ている報告事例では、初期化や最新のアップデートに更新しても不具合が改善しないため、Googleサポートに連絡すると本体交換に応じた例もあるとのことです。また、認定サービスで基板交換を案内された利用者もいるとのことです。そのため、この不具合に遭遇し、更新や初期化をしても症状が改善しない場合は、それ以上の対応は行わずサポートへ連絡することが推奨されます。


