Intel Arrow LakeとLunar Lakeのコア構成が判明。Arrow LakeのSoCタイルはMeteor Lakeを流用へ。

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IntelのArrow LakeおよびLunar Lakeのコア構成が判明。Arrow LakeのSoCタイルはMeteor Lakeのものを流用?

Arrow Lakeに関する最新情報はこちらへ

Intelでは2023年12月から第一世代Core Ultra/CoreであるMeteor Lakeを投入予定としていますが、このMeteor Lakeでは主にノートPC向けでデスクトップ向けなどはArrow Lakeで投入が行われる予定です。また、Arrow Lakeに近いタイミングで低消費電力性に焦点をあてたLunar Lakeも投入が予定されていますが、今回この2つのCPUで搭載される各コアのCPUアーキテクチャーに関するリーク情報が登場しました。

ハードウェア関係のリーカーであるOneRaichu氏からArrow LakeとLunar Lakeを構成するCPUアーキテクチャーの情報が登場しており、Arrow Lakeに関してはP-CoreにはLion Cove、E-CoreにはSkymontそしてSoCタイルに内蔵されるLP-CoreにはCrestmontが搭載されるとリークをしています。

Arrow Lakeに搭載されるLion CoveについてはIntelに2018年から2020年まで在籍していたジム・ケラー氏が構想に携わったとも言われており、一時は4-wayハイパースレッディングなども搭載されるなど壮大な計画が行われていました。しかし、実際にはこの4-wayハイパースレッディングなどは開発が間に合わなかったものの、P-CoreとE-Coreを協調利用し処理の高速化を実現するRentable Unitなどを搭載すると言われており、マルチコア性能は同一コア構成のRaptor Lakeに対して40%、シングルコア性能は30~40%を上回るとも言われています。

E-CoreについてはRentable Unitなど新しい機構が採用されることに伴いMeteor Lakeに搭載されていたCrestmontからSkymontと呼ばれるアーキテクチャーに変更が行われます。IntelではAlder Lakeから搭載されていたGracemontを3世代に渡って採用していたことに比べると今回はたった1世代で変更となります。

一方で、SoCタイルに内蔵されるLP-CoreについてはCrestmontが採用されるとのことで、おそらくMeteor Lakeに内蔵されているSoCタイルがそのまま流用される方向と考えられています。

Lunar Lakeに関してはArrow Lakeと同じくP-CoreにLion Coveとなり、E-CoreにはSkymont、さらにLP E-CoreにもSkymontが採用されるなどArrow Lakeとは異なる構成になっています。Arrow LakeについてはIntel 4またはIntel 20Aを採用して製造が行われるため、Meteor Lakeと同じSoCタイルを流用していると見られています。一方のLunar Lakeについては省電力性に優れるIntel 18Aを利用するほか、SoCタイルに内蔵され、AI処理を司るVPUやNPUも新世代かされるため、併せて新しいコアであるSkymontが採用されると考えられます。

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