Windows 11 24H2でワードパッドが完全削除へ。29年の歴史に幕

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Windows 11 24H2からワードパッドを完全削除へ。29年の歴史に幕

Microsoftでは1995年に発売されたWindows 98から標準アプリとして搭載していた『ワードパッド』について2023年9月1日に更新終了と将来のリリースバージョンで削除することを発表しました。

ただ、具体的にいつ削除されるかなどは曖昧でしたが、Microsoftが更新した非推奨機能に関するドキュメントにて、2024年後半にリリースが予定されているWindows 11 バージョン24H2から削除されることが明らかになりました。

ワードパッドはWindows 11 バージョン24H2およびWindows Server 2025からすべて削除されます。結果、WindowsではRTFファイルを標準で読み込めるソフトが無くなります。我々は.docや.rtfなどはMicrosoft Wordを、.txtなどプレーンテキストはノートパッドを使う事を推奨します。

Resources for deprecated features | Microsoft (日本語翻訳)

この変更により、wordpad.exe、wordpadfilter.dll、write.exeの3つのバイナリも削除される予定で、これらに依存しているプログラムは何かしらの不具合が発生する可能性があり、代わりにMicrosoft Wordまたはノートパッドを使う様にする必要があるとのことです。

ワードパッドは1995年にリリースされてからOSのメジャーリリース毎にマイナーチェンジを受け、最近ではWindows 8のUIデザインに合わせる形でデザイン変更がされていました。しかし、ワードパッド自体、基本的な機能しかなく使うユーザーもほとんどいないことや、ノートパッドの機能が拡充されているなどの背景から、遂に2024年後半リリースのWindows 11バージョン24H2から完全削除するという決定になったと考えられます。

コメント

IntelではCeleronとPentium、NVIDIAではGeForce GTXなどここ最近、過去に作られたブランドを終了させる事例が続いていますが、29年間も続いていたMicrosoftのワードパッドも終了と言う事で少し寂しい思いもあります。

ただ、ワードパッド終了と言われるまでワードパッドの存在を忘れていたのも事実で、そういう人も多いかもしれません。実際に自分もこの記事のトップ画像を作るために数十年ぶりにワードパッドを起動しましたが、Windows 11 24H2が来るともう使えなくなるので、少しだけ触ってみてもいいかもしれません。

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