ValveのプログラマーであるPierre-Loup Griffais氏が、開発中の次世代携帯ゲーム機「Steam Deck 2」について「鋭意開発中(hard at work)」であることをIGNのインタビューで明らかにしました。同時に、Steam Deck初代もメモリ不足の影響で供給に苦戦している状況も明かされています。
Steam Deck 2の開発は継続。発売は2028年頃の見通し
Steam Deck 2を巡っては、4年前にValveのGabe Newell氏がその存在を示唆して以降、2025年11月のSteam Machine、Steam Controller・Steam Frame発表時にも「(次世代機の)かなり明確なイメージはある」とコメントするなど、断続的に開発状況が報じられてきました。Valveは過去のインタビューで、Steam Deck 2は画面の入れ替えや小幅な修正にとどまらない「大幅な(significant)」アップグレードになると説明しています。
今回のIGNインタビューで、Griffais氏はSteam Deck 2の開発状況を問われ、「鋭意開発中です。当社のハードウェア事業はオリジナルのSteam ControllerとSteam MachinesからSteam Deck、さらに今年発表および出荷する全ての製品まで一直線に繋がっており、Steam Deck 2もその延長線上にあります。ここで取り組んでいる多くのことが次世代機への学びの蓄積になります」と回答しました。
Steam Deck 2の発売時期は2028年頃と想定されており、現時点でのハードウェア構成などは明らかになっていません。ただ、同時期に採用できるAMD製チップセットはZen 6+RDNA 4mで構成されるMedusa PointをベースにしたRyzen Z3 Extremeや同チップセットのリフレッシュ版でRDNA 5化が施されたチップセットなどが採用される可能性が高く、現行Steam Deckに対して性能は大きく向上することが確実視されています。
初代Steam Deckはメモリ不足で供給困難に
一方で、Griffais氏は同インタビューにおいて初代Steam Deckの供給状況についても言及しており、一部地域では在庫切れの状態が続いていることを認めています。詳細は明かされていないものの、「現時点では出荷面の困難に加えメモリ不足など、考慮すべき事項が多く存在している」とコメントしています。
その上で、「Steam Deckを欲しいと考えているユーザーが現在入手できない状況であることを認識しており、改善に向けて取り組んでいます。一部の地域では入手可能ですが、購入できる状態にすることに非常に注力しています」と述べ、供給改善に向けた取り組みを進めていることを明らかにしました。

