Nintendo Switch 2には60Wの急速充電対応のACアダプターが同梱される可能性

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

Nintendo Switch 2には60WのUSB-PD 急速充電対応の充電アダプターが同梱される可能性。ドック時は60Wで動作?

Nintendo Switch 2は2024年度中に発売される見込みで、2024年の終わりごろに発表され、2025年3月までに発売されると予測されています。このNintendo Switch 2のハードウェアスペックについては、Tegra 239と呼ばれるチップセットを内蔵し、NVIDIAのGeForce RTX 3000シリーズに搭載されていたAmpereアーキテクチャベースのGPUを備えることが期待されています。さらに、CPUには8コアのCortex A78cが搭載され、現行のSwitchを大きく上回るPlayStation 4並みのパフォーマンスを提供すると言われています。

そんなNintendo Switch 2に関して、試作品を運ぶ荷物目録が再び登場し、このハードウェアに同梱される可能性がある充電用ACアダプターの情報が明らかになりました。

この情報は、Nintendo Switch 2などの情報を追っているFamiboardsにより提供されました。中国からベトナムへ出荷される荷物目録の中に『NL-AM』と呼ばれるSwitch 2を示す内部コードネームの製品が複数含まれており、その中にGame Console Charger、つまりNintendo Switch 2向けの充電アダプターと思われる製品が含まれていることが判明しました。

このGame Console ChargerにはHAC-002と記載されており、これは現行のNintendo Switchの充電アダプターの型番です。しかし、FamiboardsではNL-AM21というカテゴリー名称にHAC-002という名称が組み込まれており、実際の型番はその後に示されている『ADP-60JW』とされています。

ADP-65JW (ASUS同梱品)

ADP-60JWはデルタ電子製の60W出力に対応するUSB-PD対応ACアダプターで、ベースとなっているのは65W出力に対応するADP-65JWという製品です。このADP-65JWはUSB-PDに対応するノートPCなどのACアダプターとして採用されているもので、ADP-60JWはその出力を60Wに変更したモデルであり、Nintendo Switch 2に同梱されるものになるようです。

現行Switchに同梱されているHAC-002アダプターは最大出力39Wで、ドックモード時にはSwitchが39Wをフルに使用して動作していますが、充電時には20W程度の出力に留まります。そのため、Nintendo Switch 2でもドックモード時にはACアダプターの最大出力である60Wで動作し、充電時は電池寿命などを考慮して30~45Wの控えめな充電速度になると考えられます。

Nintendo Switch 2では、CPUとGPUを1つにまとめたTegra 239と呼ばれるNVIDIA製チップセットを搭載すると見られており、CPUにはSnapdragon 8 cx3などに搭載されているARM Cortex-A78cを8コア、GPUにはGeForce RTX 3000シリーズに内蔵されているAmpereアーキテクチャに基づいたCUDAコア1280を搭載しています。今回60WのACアダプターを備えることが明らかになったため、ドックモード時にはチップセットが高めのTDPで動作する可能性があります。

実際、過去のリークではドックモード時のTDPは15~30Wに達する可能性があると言われており、仮にこれぐらいのTDPであれば、PS4の1.6 TFLOPsは確実に超え、PS4 Proの4.2 TFLOPsにも迫る性能を実現できるかもしれません。

コメント

現行のNintendo Switchに同梱されているACアダプターはUSB Type-Cコネクターを採用していますが、USB-PDにはフル対応していないため、純正以外のACアダプターを使用すると充電速度が低下したり、逆にSwitch同梱のACアダプターを他の製品で使うと充電が行われないなど、仕様がやや不便でした。しかし、今回のNintendo Switch 2では一般的なノートPCなどに同梱されているACアダプターに近いものが採用されるため、こうした不便さが解消される可能性があります。

なお、今回明らかになったACアダプターは60W出力であるため、ドック時にはNintendo Switch本体が最大60W程度消費することになります。これは現行の39Wから大幅な増加です。ただし、この60Wのすべてがチップセットに供給されるわけではなく、恐らく30Wがチップセットに供給され、残りの30Wがバッテリーの充電に回されると考えられます。それでも現行Switchでは最大でも15W程度しかチップセットに供給されていないため、2倍近い電力を使用できることで、PS4 Proにも迫る性能の大幅向上が期待できるでしょう。

ソース

Future Nintendo Hardware & Technology Speculation & Discussion |ST| (New Staff Post, Please read) | Famiboards

https://famiboards.com/threads/future-nintendo-hardware-technology-speculation-discussion-st-new-staff-post-please-read.55/page-3153#post-1198468

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする

目次