Gamescom2023で次世代Nintendo Switchの技術デモが行われていた模様。Unreal Engine 5とレイトレーシングにも対応。

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次世代Nintendo SwitchのデモがGamescom2023中に行われていた模様。Unreal Engine 5が動作可能でアップスケーリング技術も搭載

Nintendo Switchについては発売から既に6年以上が経過していることから近い内に次世代モデルが登場する事が噂されており、ここ最近もリーク情報が登場している状況ですが、どうやらこの次世代Nintendo Switchについて8月に開催されていたGamescom2023の一部開発者に向けて技術デモが披露されていたことが明らかになりました。

Sources: Nintendo showed Switch 2 demos at Gamescom | VGC

この技術デモでは筐体自体は見えなかったもののゲームは「ゼルダの伝説:ブレス オブ ザ ワイルド」の改良版が動作しており、新ハードに合わせてフレームレートと解像度が向上していたとのことです。

また、次世代Switchのポテンシャルを示す意味でNintendoではUnreal Engine 5を用いたEpic Gamesの「The Matrix Awakens Unreal Engine 5 tech demo」を動作させるデモも行っていたようです。この「The Matrix Awakens Unreal Engine 5 tech demo」では、高度なレイトレーシングが有効化され、視覚的にはPlayStation 5やXbox Series Xでの動作と同等画質であったとのことですがハードウェア面で同等と言う訳ではなく、NVIDIAのDLSSアップスケーリング技術を用いて同等画質での動作を実現していたとのことです。

DLSSはNVIDIAのグラフィックカードに限定された機能で、AIを使用してゲームの解像度をアップスケールすることで、開発者は性能が低いハードウェア上でも高いグラフィック設定と良好なフレームレートを達成できますがNintendo Switchでは既にNVIDIA製GPUが内蔵されており、次世代Switchにおいても後方互換性などを考慮してNVIDIA製GPUを搭載すると言われています。そのため、DLSSが搭載されている事は自然な流れと言えそうです。

なお、NintendoではDLSS以外にも既に2020年3月にAIアップスケーリング技術に関する特許を出願していました。この特許は2021年に公開され、ゲームがバッテリーで駆動されている間は一定の解像度で動作し、電源に接続されたりテレビに接続されると1080pにアップスケールされる、といったSwitchの主要な機能に類似したプロセスを説明しています。特許には、540pの画像が1080pにアップスケールされるという図が含まれており、4Kへのアップスケーリングも可能であるとも言及されています。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • Nintendo次世代機はコケる法則はなさそうやな
    レイトレ使ったゲーム前提になるとゲーム開発に負担が掛かりそうだけど大丈夫なんかの

  • これが本当なら10万円くらいは普通にしそうなんだが

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