Intel Core i9-14900KのCinebench 2024のベンチマーク登場。消費電力は最大253Wで据え置き

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Intel Core i9-14900KのCinebench 2024のベンチマークが登場。消費電力は最大253W据え置きで性能は最大5%ほどの向上を記録

Intelでは2022年に発売された第13世代デスクトップ向けCPUであるRaptor Lake-Sの後継モデルである第14世代デスクトップ向けCPUのRaptor Lake Refreshを2023年10月を目処に発売する計画としています。このRaptor Lake Refreshは名前の通り、先代のRaptor Lake-Sのリフレッシュモデルで主な変化点は少なく、動作クロックの向上やCore i7系には8P+12Eなど新しいコア構成のCPUを投入するなどに留まっています。

今回、このRaptor Lake Refreshのラインアップ中、最上位モデルとなるCore i9-14900KのCinebench 2024のベンチマークが登場し、先代のCore i9-13900Kとの差や消費電力に関する情報が明らかになりました。

Intel Core i9-14900Kについては現行のCore i9-13900Kとほとんど変わらない仕様になっており、8P+16E構成の24コア32スレッド、キャッシュ容量はL2キャッシュが32MB、L3キャッシュが36MBの合計68MBを搭載しています。ただ、Raptor Lake Refresh化により動作クロックは最大6.0 GHzに向上しており、先代よりも約200 MHz向上しています。

今回、Chiphell上に掲載されているのはCinebenchの最新バージョン、Cinebench 2024を用いたベンチマーク結果になっており、シングルコアで128pt、マルチコアで2161ptを記録しています。

スコアとしては、Core i9-14900KはCore i9-13900Kに比べると同等となっていますが、マルチコアにおいてはCore i9-13900Kに対しては5%、Core i9-13900KSに対しては2.5%と性能は微増しています。

Core i9-14900Kについては消費電力が増える事が心配されていましたが、ChiphellでこのCPUを入手したユーザーによると消費電力はデフォルト設定では現行と同じく最大253Wに設定されているとのことですのでCore i9-12900Kから乗り換えるなどでCPUクーラーをそのまま流用しても定格での運用を行う限りは特に問題になる事は無いようです。

このIntel Core i9-14900Kを含む第14世代デスクトップ向けCPUのRaptor Lake Refreshは2023年9月19日から開催されるIntel Innovation 23にて発表が行われると見られています。

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