AMD Strix Haloは『Ryzen AI Max 300』と『Ryzen AI Max+ 300』と命名。最大96GBのVRAMを割り当て可能に。

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AMD Strix Haloは『Ryzen AI Max 300』と『Ryzen AI Max+ 300』と命名。最大96GBのVRAMを割り当て可能に。

AMDはZen 5とRDNA3.5を組み合わせたStrix Point APU登場に合わせてモデルナンバーをRyzen AI 300シリーズとIntel Core Ultra 200シリーズに対抗する形へ変更していますが、2025年に登場するStrix Halo APUで『Ryzen AI Max』と言う新ブランドを新たに投入することがリークで判明し、このRyzen AI Maxシリーズとしてラインアップされる一部モデルのスペックなども明らかになりました。

Strix HaloはZen 5とRDNA3.5を組み合わせたAPUであり、CPU側はデスクトップ向けZen 5と同じく最大16コアを搭載し、GPU側はRDNA3.5のCompute Unit(CU)を最大40コア搭載するなど、非常に強力なAPUになります。中国Weiboで活動する金猪升级包氏によると、このStrix Halo APUは今までのRyzenやRyzen AIに入っていた5/7/9の数字が消え、Maxが割り当てられ『Ryzen AI Max』または『Ryzen AI Max+』と命名されるようです。

最上位モデルとなるRyzen AI Max+ 395は、CPUが16コア、内蔵GPUにはCUを40コア搭載します。中間グレードのRyzen AI Max 390は、12コアのCPUと40コアのCUを搭載し、最廉価モデルはCPUを8コア、CUを32コア内蔵すると言う構成になるようです。

Ryzen AI Max 300シリーズは主にハイエンドノートPCをターゲットとしているため、モデル構成もCPU8コア、GPU 32コアが最小構成であると考えられます。

このRyzen AI Max 300シリーズでは、APUを囲む形で8枚のLPDDR5X-8533が搭載されることで、最大256-bitのバス幅と128GBのメモリ容量を実現すると言われています。128GBメモリ搭載時にはVRAMとして最大96GBを割り当てることが可能になるとのことで、ゲームはもちろんのこと、ROCmと組み合わせることで薄型筐体でありながら、AIをフル活用することが可能なワークステーションとしても運用が可能になる可能性があります。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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