早ければ10月にも発表されるOLED搭載の新型MacBook Proが、本体内部の再設計によって現行モデルより大幅に軽くなる見通しです。
新型MacBook Proは内部の再設計で大幅に軽量化
MacBook Proは2021年の筐体刷新でHDMIやSDカードスロット、MagSafeを復活させた際に厚く重くなり、16インチはそれまでの2.0kgから2.1kg(M1 Max搭載モデルは2.2kg)に増えました。この筐体は現行のM5 Pro/M5 Max搭載モデルまで5年にわたって使われており、今も14インチが1.60kg、16インチが2.14kgあります。
そんな中、この筐体を5年ぶりに一新する新型MacBook Proが早ければ10月に発表される見通しで、Macとして初めてOLEDディスプレイとタッチ操作に対応する一方、チップは現行と同じM5 Pro/M5 Maxになるとされています。さらに今回、BloombergのMark Gurman氏はニュースレター「Power On」で、この新型が現行のMacBook Proより「大幅に軽く」なると伝えています。
軽量化にあたってAppleは本体内部を設計し直し、部品を小型化して配置も組み替えたとのことで、持ち運びやすくすることが狙いとされています。新型でもHDMIやMagSafe、SDカードスロットは残るとされているため、2021年に戻した端子を再び削るのではなく、端子はそのままに中身を作り直して軽くすることになります。
冷却ファンは省けず、重さはMacBook Airと現行モデルの間に
ただ、M5 Pro/M5 MaxはCPUとGPUのコア数が多く発熱も大きいため、現行MacBook Proは冷却ファンで冷やしており、同じチップを使う新型でもこのファンをなくすことは困難です。一方、MacBook Airが13インチで1.23kg、15インチで1.51kgと軽いのは、発熱の小さいM5を冷却ファンなしで冷やすファンレス設計のためです。
そのため、何g軽くなるのかは伝えられていないものの、新型の重さは14インチが1.23kgから1.60kgの間、16インチが1.51kgから2.14kgの間と、サイズの近いMacBook Airと現行モデルの間に収まる見込みです。16インチの場合、140gほど軽くなれば2021年の刷新前と同じ2.0kgに戻ります。
2021年から続く筐体の重さを理由にMacBook Proの購入を迷っていた人は、10月〜11月とされる発表を待つ価値があります。ただ、新型の価格は16インチで519,800円からの現行モデルを上回るとみられ、mini-LEDバックライトを使うこの現行モデルも少なくとも2028年まで併売される見通しです。新型とはチップが同じで、違いはOLEDとタッチ操作に対応する画面と、薄く軽くなる筐体に絞られるため、頻繁に持ち運ばない使い方であれば、価格面では現行モデルを選ぶ手もあり、チップ自体は新型と変わりません。


