Nintendo Switch 2 のドック時電力は最大60Wに? 出力は4K30fpsになる見込み
Nintendo Switchの次世代ゲーム機と言われているNintendo Switch 2に関しては生産が2024年9月ごろから開始されたと見られており、発表は2025年3月までに行われる見通しも明らかにされています。そんな、Switch 2に関して実機へアクセスを持っているとされているリーカーがSwitch 2のドックに関して新しいリークを明らかにしています。
ドックのデザインに関してはあまり情報はありませんが、ドックには通気口またはファンが搭載されている可能性があるとのことです。また、ドックを寝かせて使用してもSwitch 2を過熱させないために背面付近に大きめの足が設けられており、これにより寝かせた状態でも通気口が塞がれないように設計されているとのことです。
現行Switchでは携帯モード時の消費電力は4W程度で、TVモード時(ドック時)は7Wと両者の間では大きな消費電力の差がない状態になっていますが、リーカーによるとSwitch 2ではドック時はSwitch 2本体だけで消費電力は45Wで動作し、ドックと合わせると60Wの消費電力が予想されとのことで、本体の消費電力の大幅な上昇が予想される一方で、グラフィックス性能含めて大幅な向上が期待できる変更と言えます。
Switch 2は本体チップセットにNVIDIAのAmpere系GPUを搭載し、CUDAコアは1280コア内蔵し、CPUにはArm-A78Cを8コア搭載しています。このチップセットは携帯モード時はバッテリー持続時間のために約5Wほどで動作するように設定されていると言われています。しかし、ドック時はバッテリー持続時間を気にする必要がなくなるためチップセット単体で30W程度の消費電力が見込まれるため、実際にドックによる本体充電と合わせると60Wと言う出力は現実的な数字であると言えそうです。
なお、このドック時は比較的高い消費電力での動作が可能となっていますが、これにより出力解像度は4Kにまで対応することが可能になるとのことです。ただし、フレームレートは4K出力時は最大30FPSに制限される見通しとのことで、4Kテレビやモニターを所有するユーザーからすると若干残念な仕様に留まっています。ただ、Switch 2のチップセット的には4K60fpsをゲームで出力することは困難であるため、4K30fpsに抑えるという選択肢は合理的とも言えそうです。
The Nintendo Switch 2 and its dock, as described by the mystery Reddit leaker | The Verge
https://www.theverge.com/2024/12/18/24324483/nintendo-switch-2-leak-reddit-next-handheld
コメント
コメント一覧 (2件)
14日の記事を併せ読むと、ドック接続時でも出力は720~1080p+DLSS稼働って感じで、60fpsの方を優先保持しそうな気がしますね、特に任天堂本社開発タイトル。
FGは結局のところまだゲームで多用するには不安定で、PS5ProのPSSRでも外されてましたから、ゲーム機メーカーは各社フレームレート最優先→高解像度補正AI利用を重視してそう。
経営的に1年間在庫ってことは考えにくいから、3月発売かな。
むしろ年末商戦のために発表遅らせた感じか。