Intelは、Intel Arc & Iris Xe Graphics Driver 32.0.101.8801(non-WHQL)を公開しました。5月15日から先行発売された『Forza Horizon 6』を含む3タイトルへの対応と、Intel Graphics Softwareへの性能オーバーレイ機能追加が主な内容です。
Intel Arc Graphics 32.0.101.8801の主な内容
本ドライバは2026年5月13日にリリースされたnon-WHQL版で、前バージョンの32.0.101.8737 BETA(5月2日)から約2週間ぶりの更新となります。
直近のWHQL認証版は4月16日公開の32.0.101.8724であり、今回のドライバはForza Horizon 6への対応を優先したBetaリリースと言う位置づけになっており、追ってWHQL版が登場する見通しです。
対応ゲーム・最適化
Intel Game On Driver対応として、以下3タイトルへの最適化が含まれています。対応範囲はIntel Arc Bシリーズ、Aシリーズ、およびIntel Core Ultraプロセッサー内蔵のIntel Arc GPUです。
- 『Forza Horizon 6』への最適化。今作は5月15日に先行リリース、そのあと5月19日にPC・Xbox向けに発売予定です。
- 『LEGO Batman: Legacy of the Dark Knight』への最適化。
- 『Subnautica 2』への最適化。
Intel Graphics Softwareに性能オーバーレイ機能を追加
Intel Graphics Softwareに新たに「Performance Metrics Overlay」が追加されました。FPSやGPU・CPU使用率などのメトリクスをゲーム中にオーバーレイ表示する機能で、ゲーム・アプリの自動検出、対象GPU・ディスプレイの選択、定義済みおよびカスタムスタイル、外観設定など複数のカスタマイズ項目を備えます。有効化はPerformance → MetricsページのMetrics Overlayボタン、もしくはAlt+Shift+Oのショートカットから行えます。
NVIDIAやAMDが従来から提供してきたオーバーレイ機能と同等のものをIntel Graphics Softwareでも標準で利用できるようになった形で、Arc Bシリーズ世代以降のソフトウェア環境整備が一段進んだといえそうです。
また、Intel Graphics Software内から直接バグレポートを送信できる「Report an Issue/Bug」機能も追加されています。Settings → SupportページのReport an Issue/Bugボタンからフォームを開く形式になっています。
既知の不具合
リリースノートには以下の既知の不具合が記載されています。
- Intel Core Ultra Series 1・Series 2環境で、『Battlefield 6』(DX12)の特定マップで断続的な表示崩れが一部で発生する場合あり
- Intel Core Ultra Series 3環境で、『Crimson Desert』『The Finals』『Mafia: The Old Country』『Borderlands 4』(いずれもDX12)でクラッシュやアプリ強制終了が発生する場合あり
- 同じくSeries 3環境で、『Apex Legends』『Marathon』(DX12)で表示崩れ、『Indiana Jones and the Great Circle』(DX12)でパストレーシング有効時のクラッシュが発生する場合あり
このドライバーでは最新鋭のPanther Lakeの内蔵GPU(Core Ultra Series 3)でDirectX 12タイトルを中心に問題が集中しているため、同環境での適用判断に注意が必要そうです。
ダウンロード
ドライバはIntelの公式サイトより入手可能で、対応製品の詳細についても公式サイトを参照してください。

