DRAMの高騰で秋の発表が見送られた無印のiPhone 18は、2027年春に、画面とカメラをiPhone 17と同じ構成に保ったままバッテリー容量を増やして登場する見込みですが、同時に値上げも行われるようです。
無印iPhone 18はバッテリーが大きくなる見込み
無印のiPhone 18は、DRAMの高騰を背景に例年の秋の発表が見送られ、9月にはiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxだけが登場しましたが、11月末に量産が始まり、2027年3月の発売を目標に在庫をかなり多く用意する計画とされています。
そんな中、中国のリーカーDigital Chat Station氏が11月3日にWeiboで、2027年前半にはiPhone 18e、iPhone 18、iPhone Air 2の3機種が登場し、最も売れるのはiPhone 18になると伝えています。10月27日にもiPhone 18eの仕様を伝えていた同氏によると、iPhone 18は6.3インチ・120Hzの有機ELと48MPの2眼カメラがiPhone 17と同じ構成のまま、チップが2nmのA20に替わり、バッテリーが大きくなって、価格も上がる見込みとのことです。
同じ2027年春に出るiPhone Air 2は、Proモデルで使われている高密度のバッテリーに替えることで、本体を薄くしながら容量を初代の3,149mAhから3,500mAh前後へ約11%増やすとされています。画面をiPhone 17と同じ6.3インチに保ったままバッテリー容量を増やす無印のiPhone 18も、同じ高密度のバッテリーに替えれば、iPhone 17の3,692mAhから約1割増えて4,000mAh前後になる可能性があります。
iPhone 18は18万円近くまで値上げされる可能性も
iPhone 18が積むメモリは値上がりが激しく、スマートフォン向けのメモリとストレージの調達価格は1年で4.4倍になり、12GBと256GBで約5.2万円と、SoCを上回る最も高い部品コストになっています。iPhone 18は、2nmのA20や大きくなるバッテリーに加えて、このメモリもiPhone 17の8GBから12GBに増やす見込みのため、価格を据え置くのは難しいとみられます。
9月に発売されたiPhone 18 Proは、7月の値上げで194,800円になっていたiPhone 17 Proより25,000円、約13%高い219,800円となっており、無印のiPhone 18も、256GBで159,800円の現行のiPhone 17から同じ約13%上がれば、日本では18万円前後になります。
同じ2027年春に出るiPhone 18eも、2度の値上げで256GBが124,800円になっている現行のiPhone 17eから同じ約13%上がれば、14万円前後になります。iPhone 18eはチップこそiPhone 18と同じA20ですが、画面は60Hzのままでメモリも9GBにとどまるため、120Hzの画面と12GBのメモリを持つiPhone 18とは、この2点の違いで約4万円の差が付くとみられます。
iPhone 18が18万円前後になれば、iPhone 18eより約4万円高く、iPhone 18 Proより約4万円安い、ちょうど間の価格になります。A20はAI処理を担うNeural EngineとメモリバスがA20 Proと同じ構成になると伝えられており、メモリも12GBに増えるため、AI処理ではiPhone 18 Proとの差も小さくなります。ただ、AIにあまり興味がないユーザーにとっては単純な値上がりと言えるため、iPhone 18のメモリ容量やAI機能を重視しないのであれば、現行のiPhone 17があるうちに買い替えてしまった方がお得かもしれません。


