iPhone 18搭載Apple A20のスペックが判明。GPUコア数や放熱性能に差もA20 Proに近いAI処理性能に

iPhone 18搭載Apple A20のスペックが判明。GPUコア数や放熱性能に差もA20 Proに近いAI処理性能に

2027年春投入とされる無印iPhone 18のA20チップは、iPhone 18 Pro向けのA20 ProよりGPUが2コア少ない5コアになる一方で、Neural EngineとメモリバスはA20 Proと同じ構成になるようです。

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A20はGPUが2コア少なくL2も半分。実装も従来のPoPに

無印のiPhone 18については、GF SecuritiesのJeff Pu氏が8月にメモリを現行の8GBから12GBへ増やし、iPhone 18 Proで初採用された小型のDynamic Islandも搭載すると予測しています。メモリや外観ではProに近づくことが伝えられていましたが、A20チップのスペックなどは明らかになっていませんでした。

そんな中、Weiboの白饭炒白米饭が、流出したA20のはんだバンプ配置図をA20 Proのものと並べて解析しました。同氏は9月初めにも、チップを基板につなぐ端子(はんだバンプ)の並びからA20 Proのブロック配置を逆算してGPUが7コアになると割り出しており、Appleが9月9日に発表したA20 ProのGPUは実際に7コアでした。

同氏によると、A20はA20 Proと同じTSMCのN2で製造されるものの、ダイ面積は70〜80mm²とA20 Proの98.80mm²より2〜3割小さく、iPhone 17のA19の82.8mm²も下回ります。GPUはA20 Proの7コアに対して5コアとされており、前世代のA19とA19 Proでは5コアと6コアで差は1コアでしたが、今回は2コア少なくなります。

CPUのL2キャッシュも、Appleがスーパーコアと呼ぶ高性能コア側と高効率コア側で、A20 Proは同氏の推定で16MBと8MBなのに対し、A20はその半分の8MBと4MBになるとしています。

さらに、メモリの実装方法も異なり、A20はDRAMをチップの上に重ねる従来のPoPのままとされます。A20 ProはDRAMをチップの上に積まず横へ並べるWMCMで、チップをベイパーチャンバーへ直接つないでいるため、この放熱構造はA20 Pro限定となります。

Neural Engineとメモリバスは共通。Proとの差はGPUと放熱に

一方、AI処理を担うNeural Engineは、A19の16コアから16コア×2基へ倍増してA20 Proと同じ構成になり、メモリとの接続幅(メモリバス)もA19から広がってA20 Proと同じ96bitになるとしています。AppleはA20 Proで、Neural Engineを2基にしたことでAI処理能力がA19 Proの2倍になり、iPhone史上最も広いメモリバスでメモリ帯域も50%増えたと説明しており、A20でもこの2つはA20 Proと同じ構成になるとしています。

メモリ容量も、TF International SecuritiesのMing-Chi Kuo氏は6月に無印は9GBと予測していましたが、Pu氏の予測ではPro系と同じ12GBです。Pu氏の予測通りならNeural Engineとメモリバスに加えて容量もそろうため、これらを使うAI処理ではiPhone 18 Proとの差が小さくなるとみられます。

そのため、少なくともNeural Engineやメモリ帯域への依存が大きいAI処理では、iPhone 18 Proとの差が小さくなる可能性があります。一方でGPU性能やL2キャッシュ、放熱構造では差が残るため、ゲーム性能などを重視しない場合は無印iPhone 18でもProに近いAI性能を得られる可能性があります。

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Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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