Appleが発売を目前に控えるiPhone 18 Pro Maxは、長時間の高負荷テストで性能が落ち切った後も、iPhone 17 Pro Maxのピーク時を上回るスコアを記録しました。
iPhone 18 Pro Maxの最低スコアは17 Pro Maxの最高スコアを上回る
iPhone 18 Pro/Pro Maxは、Appleが9月9日に発表した新型で、放熱の設計を大きく変えています。ベイパーチャンバーは表面積を従来の3倍に広げ、A20 Proではメモリをダイの上に積まず横に並べることでチップをベイパーチャンバーへ直接つないでおり、Appleはこの設計で持続性能がiPhone 17 Pro比で最大40%高くなると説明しています。発売は9月18日で、発表直後に登場したGeekbench 6の結果は長時間負荷のテストではないため、持続性能は判断できませんでした。


その持続性能を、Mrwhosetheboss氏が発売前の実機で計測しています。テストは同じ負荷を20回繰り返して性能の推移を見る3DMark Wild Life Extremeのストレステストで、iPhone 17 Pro Max、iPhone 16 Pro Max、サムスンのGalaxy S26 Ultraと並べて走らせ、20回のうち最も高いスコアと最も低いスコア、最低スコアを最高スコアで割った安定性を比べています。
| 機種 | 最高スコア | 最低スコア | 安定性 |
|---|---|---|---|
| iPhone 18 Pro Max | 9,024 | 6,153 | 68.2% |
| iPhone 17 Pro Max | 5,911 | 4,241 | 71.7% |
| iPhone 16 Pro Max | 4,860 | 3,362 | 69.2% |
| Galaxy S26 Ultra | 7,970 | 5,136 | 64.4% |
iPhone 18 Pro Maxは性能が落ち切った後の最低スコア6,153でも、iPhone 17 Pro Maxの最高スコア5,911を約4%上回っています。iPhone 17 Pro Max比では最高スコアが約53%、最低スコアが約45%伸びており、Appleが掲げる持続性能最大40%向上に近い伸び幅です。また、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するGalaxy S26 Ultraに対しても最高スコアで約13%上回るなど、ゲーミング性能は非常に高くなっています。
性能の落ち幅はiPhone 17 Pro Maxと同等。表面温度は4機種の中で最も高温に
iPhone 18 Pro Maxの安定性は68.2%で、20回の負荷で最高スコアから約32%落ちており、iPhone 17 Pro Max、iPhone 16 Pro Maxとの差は3.5ポイント以内です。そのため、ベイパーチャンバーを3倍に広げても落ち幅は縮んでいませんが、落ちた状態でも先代や競合に対して高い性能を維持する結果になっています。


本体の表面温度は、テスト中に撮影したサーモグラフィーで背面側でも画面側でも4機種のうちiPhone 18 Pro Maxが最も高く、画面側は上限45.5℃の色まで振れています。一方で、テストを終えた直後の映像では逆にiPhone 18 Pro Maxが4機種で最も早く低温側の色に変わっており、巨大化したベイパーチャンバーによってチップから出た熱を効率よく外へ逃がしている様子がうかがえます。
負荷をかけ続けると性能が約3割落ちる点はiPhone 17 Pro Maxと同じですが、落ちた後の性能水準は大きく上がっており、落ち切った後の最低スコアでもiPhone 17 Pro Maxの最高スコアを上回っています。iPhoneはiPhone 17 Proで初めてベイパーチャンバーを採用するまでは長時間のゲームでAndroidのハイエンドに一歩譲る場面がありましたが、iPhone 18 Pro MaxはGalaxy S26 Ultraと最低スコア同士で比べても約20%上回っており、落ちた後の性能でも上に立っています。
そのため、スマートフォンで長時間ゲームをするユーザーでも、少なくともiPhone 18 Pro Maxは満足のいく性能になっているほか、動画の長時間撮影など負荷がかかる場面でも、この高い冷却性能は効果を発揮すると考えられます。


