Appleが2027年春に投入するとされる薄型iPhoneの第2世代「iPhone Air 2」は、画面の大きさが初代と同じ6.5インチになる見通しです。一方で、初代の弱点だったカメラとバッテリーは、超広角カメラの追加と容量の増加で補われるようです。
iPhone Air 2の画面パネルはすでに開発中。電池は3,500mAh前後に
初代iPhone Airは5.64mmの薄さを売りに2025年9月に発売されましたが、背面カメラは1つだけで、電池持ちもビデオ再生で最大27時間とiPhone 17の最大30時間より短く、販売は振るいませんでした。後継のiPhone Air 2については、BloombergのMark Gurman氏が6月に、外観は初代を受け継いだまま、標準のiPhone 18と同じ2027年春に投入する計画だと報じていました。
そんな中、中国のリーカーDigital Chat Station氏は10月29日にWeiboで、iPhone Air 2の画面パネルの開発はすでに始まっており、6.55インチ、解像度1.5K級の120Hz LTPO有機ELになると伝えています。Appleが6.5インチと表記している初代の画面も、長方形として対角を測ると6.55インチのため、大きさは変わりません。同氏は画面以外の大きな変更点として、2nmのA20系チップ、超広角を加えた48MPの2眼カメラ、バッテリーの増量を挙げています。
バッテリーの容量については、7月の投稿で3,500mAh前後としており、初代の3,149mAhより約11%多くなります。薄い本体で容量を増やせるのは、Proモデルで使われている高密度のバッテリーに替えるためで、本体はむしろ初代より約0.4mm薄くなると、韓国のリーカーyeux1122氏が10月に伝えています。
iPhone Air 2の売れ行きはiPhone 18との価格差次第か
初代iPhone Airは、48MPのメインカメラの中央部分を切り出すことで2倍までは画質を落とさずに撮れますが、超広角カメラがないため、マクロ撮影にも対応していません。iPhone 17では超広角カメラがマクロ撮影も担っており、iPhone Air 2に2つ目のカメラとして望遠ではなく超広角が加わるのは、1つで超広角とマクロの撮影をまかなえるためとみられます。
チップについては、Gurman氏がA20 Proの一種を積むと伝えています。初代のA19 ProはGPUがiPhone 17 Proの6コアから5コアに減らされていたため、iPhone Air 2のチップも、iPhone 18 Proが積む7コアGPUのA20 ProからGPUを減らしたものになるとみられます。
日本での定価は、初代iPhone Airが256GBで189,800円と、カメラが1つ多いiPhone 17(159,800円)より3万円高くなっています。iPhone Air 2ではカメラの数の差がなくなり、標準モデルとの違いは薄さとチップに絞られるため、同時期に出るiPhone 18との価格差を3万円より縮められれば、初代のような不振は避けられそうです。


