iPhone Duoの折り目は使い続けても目立たない。Apple幹部が耐久性に自信

iPhone Duoの折り目は使い続けても目立たない。Apple幹部が耐久性に自信

Appleのハードウェアエンジニアリング担当幹部が、iPhone Duoの内側画面の折り目は使い続けても目立ちにくいままで、耐久性には自信があることを明らかにしています。

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iPhone Duoの折り目はマット仕上げで目立ちにくいまま。Apple幹部が長期の耐久性に言及

iPhone Duoは9月9日に発表され、10月23日に発売されるApple初の折りたたみiPhoneで、7.6インチの内側画面は、耐擦傷コーティングと、反射を抑えるマットな表面仕上げのNano-textureを施したカバー層で覆われています。ただ、発売を前に、ヒンジの歩留まりが上がらず選別出荷が続いていることに加え、台湾DIGITIMESからはサプライヤーの間で折り目部分からカバー層が浮く懸念があることも伝えられていました。

この折り目について、現CEOのジョン・ターナス氏の後任としてハードウェアエンジニアリング担当VPに就いたトム・マリーブ氏が、ロンドンのApple本社でTechRadarが参加したグループインタビューに答えています。他社の折りたたみスマホは買った直後こそ折り目が目立たなくても、数か月使うと目立ってくるという質問が出ました。これに対し同氏は、iPhone Duoの折り目は使い続けても目立ってこないとしたうえで、「その点は責任を問うてほしい」、つまり数か月後に折り目が目立つようになっていたらAppleを批判してもらって構わないと答えています。根拠は画面の表面仕上げで、同氏によると光沢のある画面は鏡のように光を反射するため表面の凹凸まで拾ってしまいますが、マットな表面は使ううちに折り目部分の凹凸が変化しても反射に表れにくく、これがNano-textureを選んだ理由の一つとのことです。

ヒンジについても、マリーブ氏は本体の薄さから壊れやすいと思われることを懸念していたとし、開閉するときの重さや、その角度で止まっていられる保持力を左右するトルクを重点的に作り込んだと説明しています。閉じるときは高級車のドアのようなしっかりした手応えになるよう、機械的な特性を数多く変えたとのことです。また、iPhone Duoは半開にして上半分に映像、下半分に操作を表示するSeatedモードや、卓上に立てて時計や写真を表示するStandingモードのように半開で使う場面が多い端末です。そのため閉じた状態・開いた状態・その中間の3領域それぞれでトルクを最適化しており、半開でもぐらつかないようにするまでに長い時間がかかったとしています。

一方で、ヒンジは100点以上の部品で構成されており、閉じた状態から開いた状態まで同じ手応えを1台ごとに再現するには、個体ごとのばらつきをほとんど許容できません。サプライヤーの歩留まりは低く、Appleの基準に合う個体を1つずつ選別して納入している状況ですが、この手応えへの要求が基準から外れる個体を増やす一因になっている可能性があります。Appleが手応えの基準を緩めない限り選別は続くため、発売直後の品薄も解消しにくいと考えられます。

折り目については、マリーブ氏が語ったのは折り目部分の変形が画面上でどう見えるかで、サプライヤーが懸念しているカバー層そのものの浮きや剥がれへの言及はありません。ただ、Apple初の折りたたみとして注目度が高いことから、品質に疑いの目を向けられることには注意を払っている様子がインタビューからも明らかになっています。そのため、折り目から層が浮いてくるという不具合も想定し、あらかじめ対策を施している可能性があります。

ただ、Apple初の折りたたみiPhoneで非常に高価ということには変わりなく、開発時に顕在化していない不具合や不良が見つかる可能性もあるため、不具合発生時の保証期間を延ばすという意味でも、10月16日21時からの予約で発売日に手に入れるつもりなら、AppleCare+にも一緒に入っておいた方が安心と言えます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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