NVIDIA GeForce RTX 5080のスペックがリーク。CUDAコア微増の10752コア搭載でTDPは400W
NVIDIAは現行のGeForce RTX 4000シリーズの後継モデルであるGeForce RTX 5000シリーズを開発中で、2025年初旬にはハイエンドモデルのGeForce RTX 5090とRTX 5080が発表されると言われていますが、今回この中でエンスージアスト向けハイエンドモデルのGeForce RTX 5080のコア数やメモリー、消費電力などの主要なスペックのリーク情報が実績があるリーカーから登場しました。
GeForce RTX 5080
— kopite7kimi (@kopite7kimi) September 26, 2024
PG144/147-SKU45
GB203-400-A1
10752FP32
256-bit GDDR7 16G
400W
リーカーのkopite7kimi氏からの情報によると、GeForce RTX 5080は10,752コアのCUDAコアを搭載し、メモリは256-bitのバス幅でGDDR7が16GB搭載され、TDPは400Wに設定される見込みとのことです。
現行のGeForce RTX 4080ではCUDAコアが9,728コアのため約11%の増加ですが、RTX 4080 SUPERでは10,240コア搭載しているため今回のRTX 5080では5%増とほとんど変わりがありません。そのため、GPUコア単体の性能はBlackwellアーキテクチャーへの刷新や動作クロック向上が源になると考えられます。ただ、メモリー周りではバス幅は同じ256-bitですが、より高速な28Gbps動作のGDDR7を搭載するため、帯域幅は896 GB/sでRTX 4080 SUPERに対して約22%増と大きく拡大されています。そのため、グラフィックカード全体で見れば性能の底上げが図られており、4K解像度でのゲーミングも非常に快適にプレイすることが可能になると考えられます。
ただ、この背反として消費電力が増える見通しで、GeForce RTX 4080やRTX 4080 SUPERで設定されていたTDP 320Wから80W増となる400Wに増えるためギリギリの電源容量で運用しているユーザーは電源ユニットの買い替えなどが必要になるかもしれません。
kopite7kimi | X (Twitter)
コメント
コメント一覧 (1件)
このラインナップだとRTX4090が16384コアだから5080→4090→5090で穴がすっぽり埋まるけど、4090生産停止するの5080tiが出るまで待てばよかったと思う
まあベンチ見ないとわからないけどアーキテクチャはほぼ同じだからだいたいの予想はつく