AMD Ryzen 7 8840HS内蔵のARヘッドセットが登場。コントローラーにAPUを内蔵。

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AMD Ryzen 7 8840HS内蔵のARヘッドセットが登場。コントローラー側にAPUを内蔵。

AMDのRyzen 8040シリーズなどのAPUについてはノートパソコンからハンドヘルド型のゲーミングデバイスやミニPCなど幅広い製品に搭載されていますが、スペインのバルセロナで開催されている世界最大級のモバイル技術の展示会『MWC 2024』にてRyzen 7 8840HSを内蔵したゲーミング用ARヘッドセットが登場しました。

TECNO Pocket Go – TECNO (Global) | TECNO Smartphones (tecno-mobile.com)

このARヘッドセットはPocket Goと呼ばれる製品で、ヘッドセット側には0.71インチの有機ELディスプレイを内蔵し、USB-Cケーブルを通じてコントローラー側に接続されます。

APUはどこに入っているかと言うと、コントローラー側に搭載されており、Ryzen 7 8840HSを内蔵することでゲームをプレイすることが可能になっています。また、メモリーはLPDDR5を16GB、ストレージには1TBのPCIe Gen 4 SSDを内蔵し、取り外し可能な50Whバッテリーを内蔵しています。

Ryzen 7 8840HSはCPUは8コアで最大5.1 GHzで動作し、GPU側にはRDNA3を12コア内蔵し、動作クロックは2.7 GHz程度で動作します。また、末尾がHSと言う事でTDPはデフォルトで28Wに設定されるためROG Allyなどに比べて高いパフォーマンスが期待でき、グラフィックス性能ははGeForce GTX 1060と同等レベルになります。

なお、ヘッドセット側のディスプレイ解像度などは不明ですが、1080p以下であればRyzen 7 8840HSの性能であればほとんどのゲームは30~60fpsのレンジでプレイ可能であるためハードウェア構成としてはかなりバランスがよさそうです。

このPcket Goについて発売時期や価格などは明らかにされていませんが、非常に個性的なデバイスであるため今後情報が入り次第、改めて紹介します。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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