Nintendo Switch 2ではHDR対応する可能性。求人情報から明らかに

この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!
目次

Nintendo Switch 2ではHDRに対応する可能性。求人情報でトーンマッピングなどHDRに関連する技術者を募集。

Nintendo Switch 2についてはGamescom2023にて関係者にデモ機が披露されるなど発売に向けた開発が着々と進められています。特に直近の情報ではGPUにはT239と呼ばれるNVIDIA製のAmpereグラフィックスを1280基搭載し、CPU側にはCortex A78cを8コア搭載するなどが明らかになっていますが、今回求人情報より新たにHDRに対応する可能性が明らかになっています。

現行のNintendo Switchにおいては改良版のOLEDモデルに付属されているドックは4KおよびHDR出力に対応するハードウェアにはなっていますが、Switch側本体はHDRには対応していません。そのためHDR出力は出来ないのですが、9月にNintendoのアメリカ拠点であるNintendo of Americaが募集している求人情報にて、ディスプレイドライバー関係のシニアエンジニアを募集していることが発見され、HDR関連の技術内容も含まれていることが発見されています。

Nintendo Switch 2 HDR Support Hinted at by New Job Listings (wccftech.com)

この職務の主要な業務範囲としては、既存および将来のデバイス向けにディスプレイドライバーの設計と適用が中心であります。さらに、市場で存在する多様なディスプレイ規格への適合性の検証、既存のゲームコンソールとの比較研究、新しいハードウェア向けの検証作業も含まれます。特筆すべき点として、画質の向上がイメージプロセッシングとトーンマッピングによって行われると明示されています。

この記述はHDR(High Dynamic Range)に関して直接的な言及はありませんが、トーンマッピングはHDRにおいて不可欠な技術要素です。この事実を考慮すると、NintendoはSwitch 2やその他の開発中のコンソールでHDR対応を果たすための開発を進めている可能性が高いと解釈できます。

HDR技術自体は、すでにPlayStation 4やXbox Oneなどでも採用されており、最近のテレビやディスプレイにも広く普及しています。これらの事実を考慮に入れると、Nintendoが次世代のSwitch 2でこの先進技術を採用することは、市場トレンドに沿った自然な進展であると言えるでしょう。ただし、関連する噂によれば、Switch 2ではOLEDディスプレイは採用されず、液晶ディスプレイが搭載される可能性が高いとされています。この場合、Switch 2の本体ディスプレイでの画質はSDR(Standard Dynamic Range)に限定されると考えられます。

このように、Nintendoが開発中のSwitch 2でHDR技術を採用する可能性は高く、これはゲーム体験において画質の大幅な向上をもたらすでしょう。しかし、ディスプレイの種類によっては、その恩恵を十分に享受できない場合もあるという点は留意すべきです。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする

目次