PlayStation 5 (PS5)を水冷化する水枕が登場。価格はPS5並で保証も切れるが水冷PCにPS5を追加で組み込むことも可能

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

PlayStation 5 (PS5)を本格水冷化するキットが登場。本格水冷化されたPCに追加で組み込むことも可能だが価格はPS5並で保証も切れる。

PlayStation 5 (PS5)については非常に高い性能を持つハードウェアとなっており、冷却には巨大なファンの他に液体金属などを活用して性能を発揮できる設計になっていますが、長時間プレイしているとファンの冷却音が聞こえるようになります。この冷却音については初代PS4などに比べると抑えられているのですが、より静かな環境かつPS5でサーマルスロットリングが発生することが許されない環境やこだわりがある人向けに、PS5を本格水冷化する水枕が本格水冷用のパーツを販売するEKより『EK-QuantumX CoolingStation Monoblock for PS5』の販売が開始されています。

このPS5用の水枕はPS5のマザーボードと同じサイズで作られており、APUやGDDR6、VRMなど覆うことで冷却が可能になっています。また、水枕自体にはMini-ITX用のスタンドオフが設けられているため、Mini-ITX用の小型ケースに収めることはもちろんのこと、フルタワーのPCケースに本格水冷化したPCに加えて水冷化したPS5を追加で入れることが可能になっています。

この水枕には8pinのPCIe電源をPS5用の2pin用コネクターに変換する基板も内蔵されているため、PCとPS5を同じ筐体に収めたい場合、1つのATX電源で利用することが可能になっています。

なお、このPS5用水枕の価格は€450となっており日本円では税抜きで6.75万円程度になると見られています。ただ、これは水枕だけの価格であるため、動作にはポンプやリザーバータンク、ソフトまたはハードチューブなどで水路の確保などが必要となり、動作に必要なATX電源などを加えるとトータルでは10万円以上は最低必要となります。

さらに、見て分かる通りPS5からマザーボードを分解しているため万が一動作不良が発生した際の保証は切れてしまうほか、追加のSSDなどを搭載する際には水枕を取り外す必要があるなど非常に手間がかかる製品にもなっています。そのため、水冷以外許せないというニッチかつ壊しても良いPS5に加え、本格水冷に10万円以上を出せるリッチな層をターゲットにした製品になっています。

なお、このPS5用水枕に対応するPS5は最新鋭のCFI-1200系のみ対応しており過去に販売されていたCFI-1000やCFI-1100などは非対応になっています。

EK-QuantumX CoolingStation Monoblock for PS5対応のPlayStation 5一覧
  • CFI-1200A (Japan, Disc Edition)
  • CFI-1200B (Japan, Digital Edition)
  • CFI-1202A (Australia, Disc Edition)
  • CFI-1202B (Australia, Digital Edition)
  • CFI-1208A (Russia, Ukraine, India, Central Asia, Disc Edition)
  • CFI-1208B (Russia, Ukraine, India, Central Asia, Digital Edition)
  • CFI-1215A (North America, Disc Edition)
  • CFI-1215B (North America, Digital Edition)
  • CFI-1216A (Europe, Disc Edition)
  • CFI-1216B (Europe, Digital Edition)
  • CFI-1218A (Singapore, Disc Edition)
  • CFI-1218B (Singapore, Digital Edition)

How To Water Cool a PlayStation 5 With EK CoolingStation | Installation & Disassembly Guide | Youtube

EKではこのEK-QuantumX CoolingStation Monoblock for PS5を装着するための12分のガイド動画を掲載していますので、もしこの製品に興味がある方は事前に確認しておくことをおすすめします。

なお、このPS5用水枕ではディスク搭載版でも動作はしますが、ファームウェアアップデートの際にディスクドライブを接続する必要があるため、このためにPS5を買うならデジタルエディションがおすすめとなります。

普通の人はディスクドライブ搭載版を買っても問題ありません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • もともと1個の大きいファンがゆっくり動いて冷却してたのに
    小さいファン3つに変えたら静音性は下がりそうw

コメントする

目次