ノートPC向け3D V-Cache搭載、Ryzen 9 7945HX3Dが近々登場予定

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AMDがノートPC向けに3D V-Cacheを準備中。Ryzen 9 7945HX3Dが近々登場へ

AMDでは3D V-Cacheを搭載するCPUをデスクトップ向けにラインアップしており、2022年にはRyzen 7 5800X3Dを、2023年にはRyzen 9 7950X3Dをはじめ、Ryzen 9 7900X3D、Ryzen 7 7800X3Dの合計3モデルを発売していますが、AMDではこの3D V-Cacheを搭載するCPUについて、デスクトップ向けCPUを転用したノートPC向けCPUである『HX』シリーズにもラインアップされる事が明らかになりました。

Weiboのテック系情報を掲載しているアカウントによると、Ryzen 7045X3Dシリーズを搭載したノートPCの情報が登場しているようで、現在Ryzen 9 7945HX3Dと言うモデルが近々登場予定のようです。

このRyzen 9 7945HX3DはASUS ROG Strix SCAR 17と呼ばれる40万~50万円クラスのゲーミングノートPCに搭載されるようで、詳細仕様としては16コア32スレッドで、128MBのL3+3D V-Cacheを搭載、さらにPBOによるオーバークロックにも対応するなどほとんどがデスクトップ向けのRyzen 9 7950X3Dと全く同じ仕様になっています。

異なっている点としてはRyzen 9 7950X3DではTDPが125Wに設定されていましたが、Ryzen 9 7945HX3DはノートPC向けという事でTDPは55~75Wに変更されており、動作クロックもTDPが低くなっているためデスクトップ向けの5.7 GHzより低くなると見られています。

今回は明らかにされていませんでしたが、AMDではノートPC向けのRyzen 7045HX3Dはデスクトップ向けのものを転用しているという点から、12コアモデルのRyzen 9 7845HX3Dや8コアモデルのRyzen 7 7745X3Dなどもラインアップされると考えられ、Intelが投入しているデスクトップ向けCPUをベースとしたノートPC向けCPUのRaptor Lake-HXやRaptor Lake Refresh-HXなどに対して強力なライバルになると見られています。

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