Intel Raptor Lake Refreshの無印モデルは価格据え置きに。コア数も据え置きに?

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

Intel Raptor Lake Refreshの無印モデルは価格据え置き。コア数も据え置きに?

Intelでは2023年10月中旬にから下旬にかけてRaptor Lake Refreshの投入を予定しています。このRaptor Lake Refreshは現行のRaptor Lakeをベースに改良を加えたモデルで、動作クロックの向上と消費電力低減に貢献するDSVR機能の有効化によって性能向上と消費電力の低減が行われる予定になっています。

このRaptor Lake Refreshは10月中旬から下旬にかけて投入されるモデルはKバリアントと言われるハイエンドモデルで、8P+12E構成のCore i7-14700Kを除くとコア数とコア構成は先代のRaptor Lakeと同じである事が明らかにされています。

今回は上述のハイエンドモデルとは異なり、2024年1月に投入される通常バリアントのRaptor Lake Refreshに関する価格情報と一部仕様に関する情報が登場しました。

過去にRyzen 5 5600X3Dなどのリークをしているリーカー、chi11eddog氏からRaptor Lake Refreshの無印またはFバリアントとして登場するモデルの一部仕様が明らかにされています。

  • Core i9-14900/F:24コア・32スレッド(8P+16E)、2 GHz、36MB L3キャッシュ
  • Core i7-14700/F:20コア・28スレッド(8P+12E)、2.1 GHz、33MB L3キャッシュ
  • Core i5-14600:14コア20スレッド(6P+8E)、2.7 GHz、24MB L3キャッシュ
  • Core i5-14500:14コア20スレッド(6P+8E)、2.6 GHz、24MB L3キャッシュ
  • Core i5-14400/F:10コア16スレッド(6P+4E)、2.5 GHz、20MB L3キャッシュ

Raptor Lake Refreshの無印モデルについては少なくとも5モデル登場するようで、現行と同じくCore i9~Core i5まで存在するようです。この無印モデルについてはTDPは65Wに設定されており、Core i5-14400を除くモデルすべてが上位のKバリアントと同じコア数とコア構成になっています。

コア数やコア構成で見ると、Core i7-14700/Fでは新たに8P+12E構成となっており、E-Coreの数が先代モデルに比べて4コア増やされていますが、これ以外のモデルでは全く同じコア数、コア構成となっており、過去に別のリーク情報で8P+8Eとなると言われていたCore i5-14400/Fについては結局、現行と変わらない6P+4E構成になるようです。

動作クロックについてはCore i5-14500を除くモデルでは動作クロックが先代モデルと同じ設定にされており、恐らくブースト時の動作クロックのみ引き上げられるに留まると見られています。Core i5-14500についてはベースの動作クロックが100 MHz向上していますが、それ以外に大きな変更点は無いようです。

価格についてはRaptor Lake Refreshは先代のRaptor Lakeと同じ販売価格に設定されると見られていますが、コア構成などが一切変わらず、変更点はブースト時の動作クロックのみなどかなり小規模である事から価格据え置きと言う点は妥当と言えそうです。

Raptor Lake RefreshはRefreshモデルであるため変更点は少ないものの、DSVRなど新技術によって消費電力は下がる可能性もありますので、価格が先代のRaptor Lakeと同じぐらいであればRaptor Lake Refreshを選択した方がメリットがあると言えそうです。ただ、Raptor Lakeの値段もかなり下がってきているため、2024年にRaptor Lake Refreshが発売されてすぐにこのモデルに飛びつくメリットは無印バリアントにおいてはほぼ皆無と言えそうです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次