Intelは2026年にTSMC 2nmを採用へ。Nova Lakeが対象に

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IntelもTSMC 2nmを採用へ。2026年投入のNova Lakeが最初のモデルに

2024年時点で最先端の半導体プロセスはTSMCが量産を開始している3nmプロセスになっていますが、2025年にさらに微細化を進めた新世代プロセス、TSMC 2nmが量産開始予定になっています。この2nmについてはTSMCは工場を新たに2つ建設するなど多くのリソースをつぎ込んでいる一方で、高コストであることから2025年時点で採用するのはAppleしか居ないと言われています。

しかし、台湾の経済新聞である経済日報によるとTSMC 2nmに対してIntelが興味を示しており2026年に投入が予定されているNova Lakeにて採用する可能性を指摘しています。

Nova Lakeはデスクトップ向けとノートパソコン向けの2つのセグメントに投入が予定されており、P-Coreを16コア、E-Coreを32コアなどコア数を増やすほか、キャッシュ容量を大幅に増やすなどかなり野心的なCPUになると噂されています。

IntelがCPUかGPUの製造にTSMC 2nmを採用するのかなど詳細については明らかにされていませんが、Intelでは同じ時期にIntel 18Aプロセスを実用化する計画で、CPU側はIntelファウンドリーで製造が行われますが、GPU側などはTSMC 2nmを使うなどMeteor LakeやArrow Lakeと同じ作戦であると考えられます。特にTSMC 2nmについてはAppleがほとんどのキャパシティーを使っているほか、TSMCにとっても優先顧客はAppleであるためTSMC 2nmでCPUもGPUも両方作る余力はないと考えられます。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • なぜ自社ファブで生産せず、わざわざコスト増になる他社に頼って生産しようとするのか
    つまりインテルの言う~nmガーの類は信用してはならない

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