AMD Ryzen 7 7800X3Dが海外で大幅値下げ。一方で日本では大幅値上がり中。

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AMD Ryzen 7 7800X3Dが海外で大幅値下げへ。一方で日本は発売時の価格に迫る大幅値上がり中。

AMDのRyzen 7 7800X3Dは2023年4月に発売された3D V-Cacheを搭載したミドルレンジ向けCPUとなっています。このRyzen 7 7800X3Dでは上位のRyzen 9 7950X3DやライバルのIntel Core i9-13900Kに迫る様なゲーミング性能を叩き出す一方で価格はこれらのCPUに対して価格は低く、販売状況は好調となっています。

そんな、Ryzen 7 7800X3Dですが海外では発売から比較的時間が経っている事を背景に値下げが行われているのですが、日本では円安が原因なのか激しい値上がりに見舞われています。

Ryzen 7 7800X3Dについては発売当初は$449で販売が行われており、発売以降人気が高かったこともありこの価格を下回って販売されるケースはあまりありませんでした。しかし発売からもうすぐで半年近くなることや海外では新学年シーズンであることから大幅な値下げが行われています。

北米のNeweggではRyzen 7 7800X3Dが$449から$391へ値下げ販売が行われています。さらに限定で$10割引きとなるプロモーションコードも有効の様で、今までの価格に対して15%程度の割引が行われています。

海外では大幅な値下げが行われているRyzen 7 7800X3Dについては日本では4月14日に71,800円で発売されています。そんなRyzen 7 7800X3Dについては5月以降急激な値下げが行われ、6月には6万円前半での販売が行われていました。この6万円前半の価格は北米での定価である$449に対して$=140円換算した際の価格に近くなっていました。

しかし、7月に入ると急激に値上がりし、8月12日時点では約68,000円と発売当初の価格とほとんど変わらない価格での販売が行われています。

今まで6万円前半だったRyzen 7 7800X3Dがここに来て急激な値上がりになっている明確な理由はわかっていませんが、ここ最近為替レートが円安に振れており、8月12日時点では$=144円に迫っているなどの要因が影響している可能性がありそうです。また、Ryzen 7 7800X3DのライバルでもあるIntelのCore i7-13700KやCore i9-13900Kなども徐々に値段を上げていることを背景に、AMD側も為替レートによって失われている利益を少しでも挽回するために値上げが行われている可能性がありそうです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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