NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズのためGeForce RTX 4000シリーズの大幅減産を予定
NVIDIAは2024年後半に現行のGeForce RTX 4000シリーズの後継のGeForce RTX 5000シリーズの投入を予定していますが、AIBからの情報によるとNVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズの供給を2024年下半期始まりから生産を大幅に制限し、RTX 5000シリーズの製造へ切り替える計画を立てているようです。
AIB関係者によると、NVIDIAは各社AIBに対して近いうちにGeForce RTX 4000シリーズの生産量を大幅に削減する予定で、製品の供給が大幅に減少することを通知したと言われています。
この生産量減少の理由は明らかにはされていませんが、GeForce RTX 4000シリーズはフラッグシップのRTX 4090以外もモデルではあまり売れていないことは過去に出ている情報などで明らかになっています。そんな中で、NVIDIAでは2024年末にはGeForce RTX 5000シリーズのフラッグシップモデルが発売されるためGeForce RTX 4000シリーズの供給を減らすことでAIBが持つ在庫の適正化と次世代モデル発売までに行うと同時に、それまではNVIDIAが考える適正価格で販売される様に維持することを狙って大幅な減産に踏み切るものと考えられています。
GeForce RTX 4000シリーズは価格が高い割に、メモリー関係が脆弱であることからコストパフォーマンスが悪い製品と言う印象が強く、レビューなどもあまり良くありません。そのため海外ではここ数日値下がりしていると言う話がありますが、そもそもGeForce RTX 4000シリーズは人気がない事や、在庫過多による値下がりは極力避けたいことからRTX 4000シリーズは早いうちに生産縮小し、リソースをRTX 5000シリーズやAI向けGPUなどに割り当てる意図があると考えられます。
なお、この生産縮小による販売価格への影響は海外ではありそうですが、日本では供給量より為替レートによる影響を大きく受けるため今の時点ではあまり心配しなくても良いと言えそうです。
NVIDIA는 RTX 5090 출시를 앞두고 RTX 40 시리즈 GPU 공급을 줄인다고 합니다 | QuasarZone (韓国語)
補足情報
NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは2024年末頃に発売が計画されているグラフィックカードで、GPUアーキテクチャーには新世代のBlackwell GB系 GPUが搭載予定です。メモリーにはGDDR7が採用され、PCIe Gen 5.0に対応すると言われています。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
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GPU | NVIDIA | GeForce RTX 5000シリーズ | 2024年末頃 |
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