AppleがiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxの価格を、現行モデルからそれぞれ100ドル引き上げることが明らかになりました。
メモリ高騰でも据え置かれていたiPhoneも値上げへ。日本では21万4800円が目安
日本時間9月10日午前2時に発表されるiPhone 18 Proシリーズは、6月にMacやiPadなどが一斉に値上げされた際に対象から外れ、メモリ高騰の中でも価格が据え置かれてきた製品です。ただ、Tim Cook氏はメモリとストレージの高騰を「百年に一度の洪水」と表現して値上げは避けられないとの認識を示していました。
その据え置かれていたiPhoneについて、BloombergのMark Gurman氏によると、AppleはiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxの価格をそれぞれ100ドル引き上げるとのことです。SamsungとGoogleはすでに最新のスマートフォンで約100ドルの値上げに踏み切っており、Appleも両社と同じ幅に収めています。
現行のiPhone 17 Proが1,099ドルのため、100ドル増なら1,199ドルからの開始になります。日本では7月18日の日本限定改定で為替水準が税抜換算で161円/ドルへ切り上がっており、この換算のままなら1,199ドルは現行のiPhone 17 Pro Maxと同じ税込み214,800円に相当し、現行iPhone 17 Proの194,800円より2万円高くなります。一方で、iPhone 17 Pro並みとなる約47%の粗利率を保つにはGF SecuritiesのJeff Pu氏が試算した1,371ドルが必要で、1,199ドルではこの水準に遠く及ばないため、100ドルという値上げ幅は原価の上昇分の一部をAppleが利益を削って負担するものとみられます。
筐体は据え置き。カメラとDynamic Islandが大幅変更
価格が上がる一方で、iPhone 18 Proシリーズの筐体はiPhone 17 Proに対してほとんど変わらないとされています。一方で本体色は大きく変わる予定で、人気だったオレンジに代わってバーガンディレッドが加わります。この赤系の色は9月初旬に流出したSIMトレイで確認された色と見られています。
機能面で最大の変更はカメラで、新たに可変絞りが搭載されます。しかし、Gurman氏によると「少なくとも大型モデル」に搭載されるとしており、小型のiPhone 18 Proにも載る可能性が残ると伝えられていたものの、小型モデルでの搭載可否は発表会まで確定しないと考えられます。可変絞りが搭載されるモデルでは被写界深度をより細かく制御できるほか、マニュアルフォーカスが追加されるなど、より細かな調整が可能になります。
画面側では、2022年に導入されたDynamic Islandについて、小型化された新しい形状がiPhone 18 Proで初採用されるとみられていましたが、カットアウトの小型化により、画面上部で同時に扱えるライブ表示が2つから3つへ増えるとのことです。このほか内蔵チップはA20 Proになり、過熱を抑えるための改良版ベイパーチャンバーも第二世代品が搭載され、バッテリー持続時間も延びるとしています。
なお、AppleはiPhone 18 Pro/Pro Maxの予約開始を9月12日16時からとすると伝えられていますが、日本での価格は発表会まで明らかにならないと考えられます。ただ、iPhone 17 Proの194,800円は上回り、冒頭の通り21万円台で販売される可能性が高いため、購入を検討している場合はこの価格を目安に考えた方が良さそうです。


