リーカーのJaykihn氏により、IntelのXe3P "Celestial"世代ではディスクリートGPUがAI推論およびワークステーション向けの「Crescent Island」シリーズに限定され、ゲーミング向けArc GPUが投入されない方針であることが明らかになりました。
Xe3P世代「Celestial」はNova LakeのiGPUとデーターセンター向けGPUに限定
IntelのXe3PはCelestialというコードネームのもと、現行のPanther Lakeなどに搭載されているXe3アーキテクチャーの直接的な後継製品で、2027年以降に投入予定のNova Lakeへの搭載が確定的な状況です。同GPUのコンシューマー向けArcへの搭載は流動的な状況が続いていましたが、今回Jaykihn氏が方針を裏付ける情報を投稿しました。
No gaming GPUs.
— Jaykihn (@jaykihn0) April 24, 2026
Jaykihn氏によると、Xe3Pの投入先はNova Lakeのほか、データセンターやワークステーション向けディスクリートGPUであるCrescent Islandに限定されるとのことです。
Intelのゲーミング向けディスクリートGPUを巡っては、Xe2世代のArc BattlemageでミドルレンジのArc B580を投入したものの、ハイエンドモデルとして噂されていたBMG-G31 GPU搭載モデルは結局Arc Pro B70などワークステーション向けでのみ採用される結果となりました。こうした流れから、Intelがゲーミング向けGPUに対して消極的な姿勢を強めていることがうかがえ、その方針は今後も続く見通しのようです。
Arc Bシリーズの後継となるゲーミング向けGPUは不明
Jaykihn氏によると、Arc Cシリーズとして投入予定だったコンシューマー向けディスクリートGPUはかなり前から開発中止が決まっていたことを明らかにしています。また、Xe4アーキテクチャーを搭載するDruid世代のArc Dシリーズについてもゲーミング向けとして開発されるかは未定とのことで、Intelのコンシューマー向けディスクリートGPUはArc Bシリーズを最後に途絶える可能性が高まっています。
Intelのゲーミング向けArcは元々、マイニングブームによりグラフィックカードが枯渇していた2021年頃に発足していましたが、度重なる遅延や発売後もNVIDIAやAMDの牙城を崩すことができず、2026年時点でもシェアは1%を下回っている状況です。一方で、ここ最近はAIブームを背景にGPU需要が伸びており、単価もゲーミング向けGPUを販売するより高いことから、Intelとしてはディスクリート向けGPUからは徐々にフェードアウトし、AIやワークステーション向けを重視するように転換していっていると見られています。

