NVIDIA GeForce RTX 3060の生産が終了。在庫限りに

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NVIDIA GeForce RTX 3060の生産が終了。在庫限りに

NVIDIAのGeForce RTX 3060は2021年2月に発売されたミドルレンジグラフィックカードで、発売当初は5万円台で12GBのVRAM容量を搭載し、1080p解像度でゲームをするなら最適なモデルとして人気を博していました。実際に、この人気は2024年8月現在も続いており、2024年7月末時点で集計されたSteamハードウェアサーベイでは2023年12月から8か月連続で最も使われているグラフィックカードとなっています。

そんな人気のGeForce RTX 3060ですが、既に発売から3年半以上が経過していることや、後継モデルのGeForce RTX 4060の価格が下がり始めているため、NVIDIAはまもなくGeForce RTX 3060の生産を終了することをAIBに通知し始めています。

中国の博板堂に掲載された情報によると、NVIDIAはGeForce RTX 3060の生産終了をAIBに通知しており、間もなく最終ロットの出荷が行われるためAIBは数か月以内に注文量の確定を行うことが求められています。

NVIDIAのGeForce RTX 3060には8GB版と12GB版の2つがありますが、共通して搭載されているGA106 GPUダイの生産が終わる可能性があるため、両モデルとも年内で生産終了となり、量販店に並ぶ在庫限りの状態になると考えられます。

日本ではGeForce RTX 3060は価格優位性がない状態

GeForce RTX 3060の生産終了が発表されたことで、このグラフィックカードの購入を検討する人もいるかもしれませんが、GeForce RTX 3060 8GBの最安値が3.9万円、RTX 3060 12GBが4.2万円の一方で、GeForce RTX 4060は4.4万円から購入可能です。

値段で言えばRTX 3060 8GBはRTX 4060より約10%安いですが、性能面ではRTX 3060 8GBはRTX 4060に対して20〜30%ほど劣るため、コストパフォーマンスには優れていません。また、RTX 4060ではフレーム生成補完が利用できるDLSS 3にも対応しているため、この価格差であれば多少無理してでもRTX 4060を購入した方が満足度の高いゲーミング体験が得られます。

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NVIDIA GeForce RTX 3060は2021年2月発売当初、5万円からの価格設定でしたが、その後のマイニングブームやマイニング制限の解除、半導体不足が重なり一時は7万円台で取引されるなど、価格が乱高下しました。しかし、マイニングブームが沈静化してからは4万円台で販売されるようになり、そこから人気が出て現在に至っています。

ただ、発売から3年半以上が経過し、後継のRTX 4060の価格も下がり、コストパフォーマンスが向上しているため、RTX 3060の生産終了という決断がなされたと考えられます。今から購入するのであれば、RTX 3060が相当安くならない限りお得とは言えないため、ミドルレンジのグラフィックスカードが欲しい場合は素直にGeForce RTX 4060を購入することをお勧めします。

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