GeForce RTX 5050 のスペックも判明。CUDAコアは 2560コア でRTX 3050と同じに。メモリも8GB GDDR6と抑えめに
NVIDIAは2025年4月にGeForce RTX 5060シリーズなどのミドルレンジモデルを発売すると言われていますが、合わせて2022年に発売されて以来3年ぶりとなるエントリーモデルのGeForce RTX 5050も新たに投入されることがここ最近のリークで明らかにされていますが、同グラフィックカードのスペックに関するリークが登場しました。
GeForce RTX 5050
— kopite7kimi (@kopite7kimi) March 10, 2025
PG152-SKU50
GB207-300-A1
2560FP32
128-bit GDDR6 8G
130W
Kopite7kimi氏からのリークによると、GeForce RTX 5050はBlackwellアーキテクチャー搭載GPUとして最廉価GPUとなるGB207 GPUを搭載する唯一のモデルとなる見込みで、CUDAコアは2560コアになるようです。また、バス幅は128-bitでメモリにはGDDR6を8GB搭載し、消費電力は最大130Wになる見込みです。
現行のRTX 3050は最初に発売され終売された8GBモデルと現在発売中の6GBモデルでCUDAコア数やバス幅などが異なりますが、最初に発売された8GBモデルに対してRTX 3050はCUDAコア数やバス幅などは同じで、唯一GDDR6の速度が14Gbpsから標準的な18Gbpsに変更され、帯域幅が224 GB/sから288 GB/sに向上することが予想されます。一方で、現在発売中の6GBモデルと比べるとCUDAコアが2304コアから11%増となり、バス幅も96-bitから128-bit化されることやGDDR6の速度の向上が予想されるため、帯域幅は168 GB/sから71%増の288 GB/sになることが予想されます。
性能についてはRTX 3050 8GBと同じコア数であるものの、2世代進んでいることや消費電力が130Wと比較的高めに設定されていることから動作クロックも高めに設定されることが予想されます。そのため、GeForce RTX 3050 8GBを大きく上回る性能はもちろんのこと、RTX 3060を超える性能にも期待ができ、ライバルであるIntel Arc B570やRadeon RX 7600に劣らない性能を発揮すると考えられ、1080p解像度でのゲーミングをメインで行うエントリー向けグラフィックカードとしては必要十分なパフォーマンスを発揮すると言えそうです。
販売価格に関しては$200~$250程度になると言われているため海外ではエントリーモデルとして魅力的な価格設定がなされる一方で、日本では円安の影響もあるため$200であれば3.8万円前後、$250であれば4.8万円前後と前者であればRTX 3050 8GB発売時と同等レベルですが、後者の場合RTX 4060発売時に近い価格となり、エントリーモデルとして大幅な価格アップとなりますのでどのような販売価格に設定されるのか、またその性能にも注目が集まります。
kopite7kimi | X (Twitter)
コメント
コメント一覧 (1件)
3050の8Gモデルは同じ130wなので消費電力据置。
4060が115wだから、200hz程度クロック上がるのがいいとこに思える。
adaとblackで伸びてるのがai関係だから2世代スキップといっても地力の伸びは実質1世代だろうし(上位機種もcudaコア追加分の伸びしかないので据え置かれると期待値0)
メモリ周り分で4050ちょい強い、30fps越えてるゲームならMFGの恩恵ありって感じですかね。
あとは暫くしたらロープロ、補助電無しの付加価値路線の6G版出すのも既定路線でしょうから、買いたい人的には6G版が出てからって感じがしますね(付加価値求める層も、6G登場で在庫処分になる8G求める層も)