NVIDIAは、GeForce Game Ready Driver 610.88 WHQLを公開しました。ホットフィックスで先行配信されていたGeForce RTX 50シリーズでの『Halo: Campaign Evolved』クラッシュ修正が認証版に取り込まれています。
GeForce Game Ready Driver 610.88の主な内容
610.88は、7月7日公開の610.74に続くRelease 610系のWHQL認証版として7月28日に公開されました。対応OSはWindows 11/Windows 10(64bit)で、デスクトップ向けの対応GPUはGeForce RTX 5000〜2000シリーズとGTX 1600シリーズ、TITAN RTXです。
両バージョンの間の7月22日には、『Halo: Campaign Evolved』と『Path of Exile 2』の2件だけを修正したホットフィックス「610.82」が、WHQL認証なしのNVIDIAサポートサイト限定・任意配布として配信されていたとされています。610.88はこの2件を取り込んでおり、ホットフィックスを見送っていた人も通常の配信経路で同じ修正を受け取れます。
対応ゲーム・最適化
今回のGame Ready対象は次の3本です。
- 『Halo: Campaign Evolved』(7月28日発売):DLSS Super Resolution・Frame Generation・NVIDIA Reflexに対応し、NVIDIA app経由でDynamic Multi Frame Generationを含むDLSS 4.5へ更新できます。
- 『Gears of War: E-Day』マルチプレイヤーオープンベータ:予約者とPC Game Pass加入者向けの先行アクセスが8月6日開始。ベータはDLSS Super ResolutionとNVIDIA Reflexに対応し、10月6日発売の製品版でDLSS 4.5一式が使える予定です。
- 『Mistfall Hunter』(7月29日発売):DLSS Super Resolution・Multi Frame Generation・Dynamic Multi Frame Generation・NVIDIA Reflexに対応します。
修正された不具合
そのHaloを含め、記載された修正は7件です。
- 『Halo: Campaign Evolved』でR610系ドライバー使用時にGeForce RTX 5000シリーズで発生していたクラッシュを解消。
- 『Path of Exile 2』のDX12モードで長時間プレイ後に発生する断続的な長い停止を修正。
- 『SILENT HILL f』のゲーム動作の安定性を改善。
- 『Strange Brigade』『Zombie Army 4: Dead War』でNVIDIA appのIn-Game Overlay有効時、終了時にクラッシュする問題を修正。
- G-SYNC有効時にSmooth Motionを使用した際の一部DX11ゲームのフレームペーシングを改善。
- RTX Dynamic VibranceがWallpaper Engineに誤って適用される問題を修正。
- NVIDIA Surround有効時にPaint.NETが起動中にクラッシュする問題を修正。
先頭の2件は610.82からの引き継ぎで、Haloのクラッシュは影響モデルの内訳や技術的な原因が公表されていません。6日後という短い間隔でのWHQL版投入は、Haloの正式発売に認証版を間に合わせるためと考えられます。
既知の不具合
一方、残る既知の不具合は電源管理モードの「Prefer Maximum Performance(最大パフォーマンス優先)」が正しく適用されない場合があるという1件のみです。この項目は5月26日公開の610.47の時点でも同じ項目が挙がっており、610.74にも記載されたままR610系の3世代で解消されていません。修正の優先度は高く置かれていないとみられます。
ホットフィックス610.82の適用者と対象タイトルのプレイヤーは、認証版となった610.88へ入れ替える価値があります。どちらにも該当しないなら、2月には595.59が配信直後に公開停止となった経緯もあり、急いで適用する理由は薄いといえます。


