AMDがHawk Pointのリネーム版にあたる『Ryzen 200』 APUを2025年に発売予定
AMDは、Zen 5とRDNA3.5 GPUを搭載するStrix Point APUに加え、従来採用していたRyzenブランド名および4桁表記のモデル名を改め、AI対応を謳った「Ryzen AI」ブランド名に変更しています。また、Intelが2023年末から投入したCore Ultra 100や2024年に投入したCore Ultra 200シリーズよりも高性能をアピールするため、Ryzen AI 300シリーズとしてStrix Point APUをラインアップしています。これに伴い、AMDは2025年に投入予定のエントリー向けAPUとして、2023年に投入されたRyzen 8045シリーズ(Hawk Point)をRyzen 200シリーズにリネームして再投入することがリーク情報より明らかになりました。
Weiboで活動する金猪升级包氏によると、AMDはIntelが投入しているRaptor Lakeのリフレッシュ版であるCore 200シリーズに対抗するため、現在Ryzen 8045シリーズというモデル名で投入されている製品をリネームまたはリフレッシュする予定であり、これはRyzen 200シリーズとして命名されるとのことです。さらに、この中で既にモデル名が確定しているのは、Ryzen 7 8845HSおよびNPUが無効化されたRyzen 7 8745HSの2モデルで、前者はRyzen 7 265H、後者はRyzen 7 255Hというモデル名で、Raptor Lake RefreshとなるCore 7に対抗するモデルとして投入されるとのことです。
Ryzen 7 265HとRyzen 7 255Hは、CPUや内蔵GPUのコア数はリネーム前の製品と全く同じになると見られていますが、動作クロックについては多少の向上が見られるかもしれません。ただし、CPUや内蔵GPUの性能自体は数%の向上に留まると考えられるため、高い性能を求める場合はRyzen AI 300またはRyzen AI Max 300シリーズが最適です。これらのモデルは主にエントリーからミドルレンジ向けノートPCなどに採用されることを狙ったCPUになると考えられます。
金猪升级包 | Weibo
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