AMDの資料にハイブリッドアーキテクチャーが登場。名前はIntelと同じくP/Eコアに

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AMDでは2023年4月からノートPC向けAPUとしてRyzen 7040、Phoenix APUを投入予定ですがこのPhoenix APUは消費電力が28Wと高いため、より省電力性に特化したPhoenix 2の投入を2023年後半に計画しています。今回、このPhoenix 2についてAMDが公開しているプログラミングガイドにハイブリッドアーキテクチャーに関する記述が見つかったようです。

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AMDの資料でハイブリッドアーキテクチャーに関する記述が登場。省電力向けAPU、Phoenix 2で搭載。名前はIntelと同じくパフォーマンスと高効率コアになる?

AMDでは現行のZen4+RDNA 3を組み合わせたPhoenix APU、Ryzen 7040シリーズを2023年4月に投入予定

に対して、より省電力化しChromebookやSteam Deckと言った低電力向けAPU、Phoenix 2を開発中と言われていますが、このPhoenix 2で搭載が予定されているハイブリッドアーキテクチャーに関してAMDのプログラミングガイドで記載されている事が発見されたようです。

AMDのプログラミングガイドはInstLatX64氏によって発見されました。このガイドによるとAMDでは2種類の汎用コアが搭載される予定で、高性能コアの事をパフォーマンスコア、高効率コアの事をエフェシェンシーコアと呼ぶなどIntelのハイブリッドアーキテクチャと同じ名称が使われるようです。

この文章によると、AMDのハイブリッドアーキテクチャでは高性能と高効率コアでは異なる機能セットがあり、ソフトウェア作成時はこれらを考慮してプログラム設計する必要があり、最適化されたプログラムでないとAMDのハイブリッドアーキテクチャではポテンシャルをフルに発揮できない可能性がありそうです。

このハイブリッドアーキテクチャ搭載のPhoenix 2については過去に2P+4E構成のAPUが登場しており、高性能コアには通常のZen4を、高効率コアには動作クロックとキャッシュ容量を減らしたZen4コアを搭載すると見られています。また、このPhoenix 2の次に登場予定のZen5世代であるStrix Pointでは高性能コアにはZen5、高効率コアにはZen4を搭載する構成になるなど今後、多くのAMD製CPUに搭載が予定されています。


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