Intel Arrow Lake-S対応マザーボードはIntel Default Profileが初期設定。初期状態ではTDPは抑制へ

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Intel Arrow Lake-S対応マザーボードはIntel Default Profileが初期設定。初期状態ではTDPは抑制へ

Intelは2024年10月10日に、デスクトップ向け新世代CPUとなるArrow Lake-S世代のCore Ultra 200シリーズCPUとZ890マザーボードを発表し、その後10月24日にこれらの製品を発売すると見られています。

今回、このCore Ultra 200シリーズと共に登場するZ890マザーボードについて、台湾のBenchlifeがマザーボードメーカーに近い情報筋から、Raptor Lake系CPUで発生した不具合の教訓から、マザーボードメーカーに関わらず、すべてのモデルのCPUプロファイルが『Intel Default Profile』に設定されることが明らかになりました。

マザーボードメーカーによると、Intel Z890チップセットマザーボードは「Intel Default Profile」で出荷される予定です。ただし、BIOSではメーカーが「Extreme Profile」などの他のプロファイルを追加し、ユーザーが選択できるようになるとのことです。

Benchlife

Intelは長年にわたり、マザーボードメーカーが電力、電圧、そして全体的なオーバークロック機能をどのように扱っているかを確認しておらず、結果的にRaptor Lake CPUで発生した不安定化問題の遠因になっていた可能性もあります。そのため、『Intel Default Profile』を初期設定としています。なお、この『Intel Default Profile』を初期設定とするルールにより、製品発売後のレビューでは誰でも達成できる性能が示されることになるため、消費者にとっても製品を選ぶ際にはわかりやすくなると言えそうです。

なお、Default Profile以外のPerformance ProfileExtreme Profileについては過去に情報が出ていますので気になる方は確認してみてください。

ソース

Intel Core Ultra 2 系列桌上型處理器推遲至 10 月 24 日上市 | Benchlife

https://benchlife.info/intel-push-back-core-ultra-2-arrow-lake-s-to-24th-oct/

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