Intel Arrow Lakeのコア構成やマザーボード仕様が判明。PCIe Gen 5のレーン数が増え、LGA1851は2026年までサポート予定?
Intelでは2024年秋以降にデスクトップ向けとしては久しぶりの新世代アーキテクチャーを採用するArrow Lakeを投入予定ですが、今回このCPUのコア構成やマザーボード仕様に関する資料がリークとして登場しました。
資料はリーカーのYuuKi_AnS氏から登場していましたが、現在はツイート自体は削除されています。
資料はArrow Lakeが搭載できるIntel 800シリーズチップセットに関するもので、主にマザーボードの仕様について記載されていますが、対応プロセッサーとして合計3つのダイに対応する見込みのようです。
- 8P+16E(合計24コア)
- 6P+16E(合計22コア)
- 6P+8E(合計14コア)
現行のRaptor Lakeでは8P+16Eを最上位構成としているため、最大のコア数は同じですがその下位モデルでは6P+16Eが新たにラインアップされています。また、資料ではIAコアは8スレッドと言うことでハイパースレッディングは無効化されているようです。
ちなみに、対応するチップセットは800シリーズと呼ばれる予定ですが、内部コードネームはMeteor Lake PCH-Sと言うことでデスクトップ向けにMeteor Lakeを出す予定だったことがわかります。
Arrow Lakeに対応するIntel 800シリーズマザーボード側の仕様としては、メモリーはDDR4のサポートはなくなり、DDR5-6400までサポートする仕様となります。
また、PCIeに関してはCPU直結レーンはGen 5対応レーンが16+4レーンとなり、Alder LakeやRaptor Lakeより4レーン増えています。これにより、グラフィックカードとNVMe SSD両方をGen 5で接続することが可能になります。
チップセット側ではPCIe Gen 4を最大24レーン持ち、最低8レーンはNVMe SSD用に、4+4+2レーン構成でほかのデバイス向けに使用ができるようになっています。
その他インターフェイスとしては、DisplayPort 2.0 UHBR20やThunderbolt 4へ対応していますが、Thunderbolt 5の記載はないため800シリーズ登場時点では対応しないものとみられています。
なお、このIntel 800シリーズマザーボードとLGA1851についてはIntelでは2026年登場予定のPanther Lake-Sまでサポートすることを計画しているようです。
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