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CPU性能比較表 2026年版|用途別おすすめCPU早見表

デスクトップ向けの主流CPUは、Ryzen 9000とCore Ultra 200の最新世代に加え、Ryzen 7000/8000GおよびCore 第13/14世代が並行して販売されている状況です。下記の比較表ではPassMark・Cinebench R23・TDP・内蔵GPU・NPU・参考価格を一括で確認でき、用途別の推奨は表の下のセクションで整理しています。

目次

CPU性能比較表

259 件
ベンチマーク
名称 Cinebench R23 シングル Cinebench R23 マルチ 最安値価格 コア数 スレッド数 ベースクロック (MHz) ブーストクロック (MHz) TDP (W) L2キャッシュ(1コアあたり) L3 キャッシュ (MB / 共有) 内蔵 GPU ソケット
Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition2,26744,275¥178,000パソコン工房16324,3005,6002001 MB192 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Ryzen 9 9950X2,30044,182¥98,890ソフマップ16324,3005,7001701 MB64 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Core Ultra 9 285K2,40342,945¥94,999ソフマップ24243,7005,7001253 MB36 Arc Xe-LPG Graphics 64EU Intel Socket 1851
Core i9-13900KF2,28741,020¥79,999Amazon24323,0005,8001252 MB36 Intel Socket 1700
Ryzen 9 9950X3D2,31740,688¥116,489Amazon16324,3005,7001701 MB128 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Ryzen 9 7950X1,97440,17616324,5005,7001701 MB64 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Core i9-13900KS2,25939,879¥112,700Amazon24323,2006,0001502 MB36 UHD Graphics 770 Intel Socket 1700
Core Ultra 7 270K Plus2,40939,475¥59,800ドスパラ24243,7005,5001253 MB36 Arc Xe-LPG Graphics 64EU Intel Socket 1851
Core i9-14900KS2,40539,321¥99,980Amazon24323,2006,2001502 MB36 UHD Graphics 770 Intel Socket 1700
Core i9-13900K2,15838,26324323,0005,8001252 MB36 UHD Graphics 770 Intel Socket 1700
Core i9-14900KF2,47637,974¥85,980Amazon24323,2006,0001252 MB36 Intel Socket 1700
Ryzen 9 7950X3D2,09537,35016324,2005,7001201 MB128 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Core i9-14900K2,38137,331¥91,980Amazon24323,2006,0001252 MB36 UHD Graphics 770 Intel Socket 1700
Core i7-14700KF2,13937,025¥65,480ドスパラ20283,4005,6001252 MB33 Intel Socket 1700
Core i7-14700K2,24835,164¥69,800Amazon20283,4005,6001252 MB33 UHD Graphics 770 Intel Socket 1700
Core Ultra 7 265K2,22734,785¥47,335Amazon20203,9005,5001253 MB30 Arc Xe-LPG Graphics 64EU Intel Socket 1851
Core i7-14700F2,19434,575¥61,980ドスパラ20282,1005,400652 MB33 Intel Socket 1700
Ryzen 9 9900X2,29934,118¥63,800Amazon12244,4005,6001201 MB64 Radeon Graphics AMD Socket AM5
Core Ultra 7 265KF2,19633,923¥45,500Amazon20203,9005,5001253 MB30 Intel Socket 1851
Core i9-14900F2,21333,827¥103,140Joshin24322,0005,800652 MB36 Intel Socket 1700

上記表の各列は、メーカー公式仕様および主要ベンチマークサイトの公開値を基準に整理しています。実勢価格は主要量販店の販売価格を参考値として掲載しており、為替や供給状況によって変動するため、購入時点での再確認を推奨します。

表の各項目の説明
シングル(シングルコア性能)

単一コアでの処理性能で、ゲームのフレームレート・ブラウザやオフィス系アプリの応答性・OS操作感に直結する指標です。CPUのIPC(クロックあたりの命令実行数)とブースト周波数が反映されます。

マルチ(マルチコア性能)

全コアを使った並列処理性能で、動画編集・3DCGレンダリング・エンコード・コードの並列ビルドなど、コア数とスレッド数を活かす作業で重要となります。

PassMark

PassMark Software社のCPU Markスコアで、整数演算・浮動小数点・暗号化・物理演算など複数テストの合計値です。マルチ寄りの集計傾向で、過去世代を含む幅広いCPUを横並びで比較する用途に使われます。

Cinebench R23

Maxonの3D制作ソフトCinema 4Dをベースとしたレンダリング性能ベンチマークです。スコア体系が長期間にわたって維持されており、過去数年分のCPUデータが豊富に蓄積されているため、本記事の比較表でも採用しています。

Cinebench 2024

Redshiftレンダリングエンジンに切り替わったバージョンで、CPUに加えてGPUのベンチマークにも対応します。R23と比べてマルチコアスケーリングが現代的なワークロード寄りに調整されており、R23とはスコア体系が異なる仕様となっています。

Cinebench 2026

Redshiftエンジンの最新版を採用し、Maxonによればマルチスレッドの計算負荷が前バージョンと比較して約6倍に強化されており、多コア化と高性能化が進む最新鋭CPUで計測した際に差が出るようになっています。

TDP(PBP)

公称の熱設計電力で、実消費電力は標準動作時でこの値を上回るケースが多くなります。

L2キャッシュ

各コアに専属で搭載される高速キャッシュで、L3より容量は小さいもののアクセスレイテンシが短く、シングルコア性能やIPCに影響します。

L3キャッシュ

ゲーム性能に影響する要素で、Ryzen X3Dなど大容量キャッシュを搭載している製品ではキャッシュ依存度の高いゲームで顕著な差が出ます。

iGPU

内蔵GPUの有無を示します。内蔵GPUを備えている場合、グラフィックカードが無くても画面出力ができます。

NPU(TOPS)

AI処理ユニットを示します。Copilot+ PC基準は40 TOPSのため、現行のデスクトップCPU内蔵NPUは基準未達で、AIアシスト処理の補助用途に留まります。

用途別おすすめCPU

ゲーミング用途と動画編集・3DCG用途の2軸で、コスパ重視・バランス重視・性能重視の3指標を組み合わせた推奨マトリクスを下記に表示しています。比較表のベンチマークと参考価格を基準に選定しています。

用途・指標コスパ重視バランス重視性能重視
ゲーミング用途
Ryzen 5 7500F
6C/12T / 65W / AMD Socket AM5
26,731
9,619.1 score/万円
Ryzen 7 9700X
8C/16T / 65W / AMD Socket AM5
37,555
9,086.6 score/万円
最安値¥41,330
Ryzen 7 9800X3D
8C/16T / 120W / AMD Socket AM5
40,373
5,983.0 score/万円
最安値¥67,480
動画編集・3DCG用途
Core Ultra 5 250K Plus
18C/18T / 125W / Intel Socket 1851
52,729
12,614.5 score/万円
Core Ultra 7 270K Plus
24C/24T / 125W / Intel Socket 1851
67,174
11,233.1 score/万円
Ryzen 9 9950X3D
16C/32T / 170W / AMD Socket AM5
70,616
6,062.0 score/万円
最安値¥116,489

ゲーミング用途ではL3キャッシュ容量とシングルコア性能が平均fpsに直結するため、3D V-Cache搭載モデルが性能重視枠で有利となります。ただし、Ryzen 7 9800X3Dは価格が高いため、コスト優先の場合は性能がそこそこで価格が安価なRyzen 5 7500Fが候補に上がり、バランス重視の場合はRyzen 7 9700Fが候補となります。

動画編集・3DCG用途ではマルチコア性能が処理時間を左右するため、Eコアを含むコア数が多いIntel製CPUが有利で、コスト優先ではCore Ultra 5 250K/KF、バランス重視でCore Ultra 7 270Kとなります。なお、性能を重視する場合は16コア32スレッドに加え3D V-Cacheを備えたRyzen 9 9950X3Dが最も高い性能を持つCPUとなります。ただ、Ryzen 9 9950X3Dは価格が非常に高いほか、Core Ultra 7 270Kとの差はあまり大きくない点には注意が必要ですので、後述のソケットの将来性など加味して選択することをおすすめします。

ソケットの将来性とプラットフォーム選び

AMDは現行のRyzen 7000・9000シリーズで採用しているソケットAM5について、2027年以降の発売が予定されている次世代Zen 6でも継続して使用することを公式に表明しています。さらに業界レポートでは、Zen 7世代以降もAM5の継続が示唆されており、複数世代にわたるCPU換装で性能を引き上げられる構成です。

一方、IntelのCore Ultra 200シリーズが採用するLGA1851は、2027年以降の発売が見込まれている次世代Nova Lakeで新ソケットへの刷新が予定されており、LGA 1954への移行が指摘されています。LGA1851との互換性は失われる見通しのため、Core Ultra 200から次世代CPUへの換装にはマザーボードの買い替えも伴います。

複数世代にわたるCPU換装余地を確保したい場合はAM5、現時点のCPU単体性能を最優先する場合はLGA1851が、それぞれ条件に合致する選択肢となります。

DDR4環境のユーザーの選択肢

DDR5メモリ価格が高止まりしている現状では、現在DDR4環境を維持しているユーザーにとって、AM4(Ryzen 5000系)とLGA1700(Core 第13/14世代の一部)はDDR4をそのまま使えるためより古いCPUからのアップグレードを行いたい場合の有力な選択肢になります。

特に、新たにDDR5環境を構築する場合と比較してメモリ単体で数万円のコスト差が生じることを踏まえると、DDR4対応CPUへのアップグレードは経済合理性のある選択肢に入ります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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