NVIDIA GeForce RTX 4000 Superシリーズの詳細スペック判明。全モデル12VHPWR搭載に

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NVIDIA GeForce RTX 4000 Superシリーズのメモリ構成など詳細スペックが判明。全モデル12VHPWR搭載

NVIDIAでは2024年1月17日からRTX 4070 Superを発売し、翌週にRTX 4070 Ti Super、さらに翌週にはRTX 4080 Superの3モデルを発売しますが、このRTX 4000 Superシリーズについてメモリー構成や動作クロックなど詳細スペックが発売前に明らかになりました。

NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER to feature 23 Gbps GDDR6X memory, full RTX 40 SUPER specs leaked – VideoCardz.com

GeForce RTX 4070 Super

2024年1月17日に発売がされるGeForce RTX 4070 SuperについてはRTX 4070に比べてコア数が5888コアから1280コア増えた7168コアに増えるなど大幅なスペックアップが行われており、ベースの動作クロックは3%増の1980 MHzに設定されますが、ブースト時の動作クロックは2475 MHzに据え置かれています。

この変更によりTDPはRTX 4070の200Wから220Wに増える見通しです。

一方でメモリー構成についてはRTX 4070と同じく21 Gbpsで動作するGDDR6Xを12 GB搭載し、バス幅は192-bitで帯域幅は504 GB/sと変更がありません。

GeForce RTX 4070 Ti Super

GeForce RTX 4070 Ti Superは2024年1月24日に発売が予定されているモデルで、コア数は7680コアから8448コアに増えるなど若干のスペックアップが行われていますが、RTX 4070からRTX 4070 Superに比べると向上幅は少なくなっています。また、動作クロックもブーストは変更なしで、ベースが2340 MHzと1%向上しています。

コア数などに変更があまりありませんでしたが、メモリーについては大きな変更が加えられており、21 Gbpsで動作するGDDR6Xは同じですが、容量は16 GBに増え、バス幅も192-bitから256-bitに拡大しています。これにより帯域幅は504 GB/sから672 GB/sに拡大するなど高解像度でのゲーミングや生成AI用途でのパフォーマンス向上が期待できます。

なお、コア数やメモリー容量は上がっていますが、TDPは285Wに据え置かれます。

GeForce RTX 4080 Super

GeForce RTX 4000 Superシリーズとして最後の2024年1月31日に発売されるのがGeForce RTX 4080 Superです。コア数は9728コアから10240コアに増えていますが、5%(+512コア)と変化が少ないです。

ただ、動作クロックはベースが2205 MHzから2295 MHzと4%向上しているほか、ブーストクロックも2505 MHzから2550 MHzと微増しています。

また、メモリーについては16GB/256-bitで容量などは変わりませんが、動作速度が22.4 Gbpsから23 Gbpsに向上しているため、世界最速のGDDR6Xを搭載することになります。ただ、元々22.4 Gbpsと高かったため、帯域幅は717 GB/sから736 GB/sと3%増加にとどまるためパフォーマンスが大きく向上することはあまりないと言えそうです。

全モデル12VHPWRが強制搭載に

12VHPWRはGeForce RTX 4090から搭載された新しい電源コネクターですが、発煙するなどトラブルが多い傾向にありあまり評判が良くありませんが、この12VHPWRは引き続きRTX 4000 Superシリーズで搭載されるようです。また、今まで8pin電源のオプションが存在していたGeForce RTX 4070ですが、RTX 4070 Superでは12VHPWRのみ用意されることになるようです。

ですので、これらのグラフィックスカードを購入する人はコネクターがしっかり刺さっている事の確認や、1年後に発煙するケースもあるので数千円程度値段が高いぐらいなら保証期間が長いグラフィックスカードを購入することが個人的にはおすすめです。

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